ありがとうを君に
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
悪夢から解放されて目を開けると心配そうに覗き込む、シャーロックの顔があった。
「シャーロック?」
「目が覚めたのだね、良かった」
「私、どうしたの?」
ベッドから身を起こしてシャーロックに問い掛けると、彼は言った。
「テスカトリポカが戦いの最中、君から無意識に魔力を摂取していたんだ。
その反動で、君は倒れた」
君を運んだのはテスカトリポカだと、シャーロックが教えてくれた。
「彼にお礼言わなきゃね。高杉さんとテスカトリポカさんは?」
2人の気配が無く、ユイはシャーロックに問う。
その質問にシャーロックが、なんだか頭痛を堪える様な表情を示す。
「あの2人は、ちょっと問題を起こしてね。
カルデアでデイビットから説教を受けている。
恐らく戻って来るのは、明日だ」
「聞かなかった事にしますね」
問題とはなんなのか気にはなるが、起きて早々に聞く話でないのは理解した。
先程のシャーロックの表情を察するに、あまり良い話ではないだろう。
「今何時ですか?」
「夜の20時だ。まる1日眠っていたからな、君は」
なら晩御飯をとベッドから出ようとした彼女を、シャーロックが止める。
「身体はまだ本調子でない。無理はするものでないよ」
「で、でも」
「いいから。それとも、君を好きな私の願いは、聞けないとでも?」
は、はい? と彼女は目を丸くした。
好き? 誰が誰を?
さりげない告白をスルーしつつ、真剣に彼女は聞き返す。
「えっと、今なんて言いました?」
「だから君が好きな私の願いは聞けないのかと。
2度も言わせないでくれ」
気の所為ではなく、本当に告白であった。心なしかシャーロックの頬が、若干赤みが差している気がする。
「そんな事言われたら、聞かざるを得ないじゃないですか」
「つまり?」
普通告白とは、良いムードで言うものではないのか。しかし今は、ムードも何も無い。
だが人の気持ちに水を差す程、ユイは愚かではなかった。
「貴方の気持ちを全て受け入れます、シャーロック。
私、貴方が大好きです」
シャーロックと言う名前呼びに変わった事に気付き、嬉しそうに頬を綻ばせる彼。
こうして2人は晴れて、本当の恋人となったのであった。
ムードも何も無いのが、如何にも2人らしいと言えた。
(シャーロックルート・完)
「シャーロック?」
「目が覚めたのだね、良かった」
「私、どうしたの?」
ベッドから身を起こしてシャーロックに問い掛けると、彼は言った。
「テスカトリポカが戦いの最中、君から無意識に魔力を摂取していたんだ。
その反動で、君は倒れた」
君を運んだのはテスカトリポカだと、シャーロックが教えてくれた。
「彼にお礼言わなきゃね。高杉さんとテスカトリポカさんは?」
2人の気配が無く、ユイはシャーロックに問う。
その質問にシャーロックが、なんだか頭痛を堪える様な表情を示す。
「あの2人は、ちょっと問題を起こしてね。
カルデアでデイビットから説教を受けている。
恐らく戻って来るのは、明日だ」
「聞かなかった事にしますね」
問題とはなんなのか気にはなるが、起きて早々に聞く話でないのは理解した。
先程のシャーロックの表情を察するに、あまり良い話ではないだろう。
「今何時ですか?」
「夜の20時だ。まる1日眠っていたからな、君は」
なら晩御飯をとベッドから出ようとした彼女を、シャーロックが止める。
「身体はまだ本調子でない。無理はするものでないよ」
「で、でも」
「いいから。それとも、君を好きな私の願いは、聞けないとでも?」
は、はい? と彼女は目を丸くした。
好き? 誰が誰を?
さりげない告白をスルーしつつ、真剣に彼女は聞き返す。
「えっと、今なんて言いました?」
「だから君が好きな私の願いは聞けないのかと。
2度も言わせないでくれ」
気の所為ではなく、本当に告白であった。心なしかシャーロックの頬が、若干赤みが差している気がする。
「そんな事言われたら、聞かざるを得ないじゃないですか」
「つまり?」
普通告白とは、良いムードで言うものではないのか。しかし今は、ムードも何も無い。
だが人の気持ちに水を差す程、ユイは愚かではなかった。
「貴方の気持ちを全て受け入れます、シャーロック。
私、貴方が大好きです」
シャーロックと言う名前呼びに変わった事に気付き、嬉しそうに頬を綻ばせる彼。
こうして2人は晴れて、本当の恋人となったのであった。
ムードも何も無いのが、如何にも2人らしいと言えた。
(シャーロックルート・完)
1/1ページ