断罪②
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「クソっ、何なんだ、アイツらは!」
悠二は路地裏にて、勢い混んで叫ぶ。
先程、会社に不埒な輩が侵入して来て、ジルとかいう奴を匿っていたから即刻立ち去れと言われたのだ。
そもそもジルなんて知らないし、ただ切羽詰まって匿ってくれと言われたから、匿っていただけだ。
その途中、カルデアと名乗る謎の組織達に、会社を乗っ取られた。
途方に暮れマセルに連絡を入れるも、留守電になるだけで音信不通。
「まさか、ユイが何か仕出かしたのか?
おのれ、よくも!!」
人が今まで親切にした恩も忘れやがってと、彼は悪い事をしたという自覚無しに怒る。
しかしユイには、自身が生きている間に呪われると言う細工を施した。
何処かの怪しい人物に、人を呪うと言うやり方を教わったのだ。
会社を追われた後に家でやったのだが、果たして効果はあるのか?
「試したのは、あの後会社追われてすぐにだが……果たしてどうだろうな。
しかしあいつがやはり辞めたのは、マセルに」
「詳しく聞かせろよ、その話」
誰もいないと思っていた背後から声が聞こえ、悠二はびっくりして振り返る。
金髪のサングラスをかけた、美青年がそこにいた。
美しいが、背後から怒りのオーラが滲み出ている。
悠二は彼が、ユイの家から出て来た人物であった事を思い出した。
「なぁ、聞かせろよ。やっぱり呪ってたのか、お前」
「だったら何だね! あいつは、マセルに嫌がらせをしていたんだ!」
誤魔化しても無駄だと悟り、悠二は開き直る事にした。
そうだ、間違った事をしていない。
後ろめたい気持ちがあったから、会社を辞めたのだ。
マセルに嫌がらせをし、自身の悪事暴かれたから。
その旨をテスカトリポカに伝えたが。
「誤魔化すことなく、正直に告げるお前に関心すらするぜ、マジで」
「なら」
「だが、それとこれとは話が別だ」
瞬間、テスカトリポカに右腕を捻りあげられ、悠二は悲鳴を上げた。
「イッ……う、腕が!!」
「痛いだろうなぁ、離してほしいよなぁ??」
右腕を捻りあげながら、テスカトリポカはまるで恋人に囁くように、彼の耳元で告げる。
悠二が女性なら、間違いなく惚れたような声音だ。
しかし状況が状況なだけに、そんな感情など浮かばない。
寧ろ命乞いが言葉に出る。
「な、何をすれば、離してもらえる!?」
「簡単だよ。お前が呪いとやらを、解除すればいいだけだ。
やったのなら、解けるよなぁ?」
無表情で右腕を捻りあげながら囁くテスカトリポカに、悠二は逆らえるはずなどない。
息も絶え絶えに、分かったと頷く。
ようやく右腕を離され、ゼイゼイと息を整え、悠二はテスカトリポカに問い掛けた。
「お、お前は、あいつの何なんだ!?」
「何、ねぇ……」
不思議そうに小首を傾げるテスカトリポカを見て、悠二は呆気に取られる。
「恋人、じゃないのか?」
「触れ合った事はあるし、キス……とかはしてないから、恋人ではないよな。
うん、一言で言うなら」
主従だな、と言い切るテスカトリポカに、悠二は下卑た笑みを浮かべた。
嫌な笑みにテスカトリポカは、眉を顰める。
「んだよ、その顔は」
「いや、つまりこう言う事だろ?
触れ合った事って言うのは、つまりあの整った身体をお前は」
「やっぱ、お前死んどけ」
次の言葉を待つ事なく、テスカトリポカは愛用の銃を抜き、悠二を容赦なく撃つ。
眉間に銃弾を貫通した悠二は、ビックリ顔を貼り付けたまま息絶えた。
呪いを掛けた本人が死ねば、ユイも苦しむ事もないはずだ。
「醜い奴を撃ちたくなかったが、にしても」
テスカトリポカは先程の、悠二の言葉を思い出す。
整った身体を、か。そう出来て想いを伝えられたら、どれだけいいか。
ユイとは確かに触れ合った事はあれど、本人からそんな想いだと認識されていないだろう。
「あくまで顧客の1人、だと思ってたのにな……ククルカンよ、どうしたらいいんだよ俺は」
生前ライバルであり、好敵手だったククルカンに、テスカトリポカはいないにも関わらず、問いかけざるを得なかった。
あのククルカンなら、恐らくこう言うだろう。
なら全力でアタックするだけデース!! と。
多分、そうなるはず。
悠二は路地裏にて、勢い混んで叫ぶ。
先程、会社に不埒な輩が侵入して来て、ジルとかいう奴を匿っていたから即刻立ち去れと言われたのだ。
そもそもジルなんて知らないし、ただ切羽詰まって匿ってくれと言われたから、匿っていただけだ。
その途中、カルデアと名乗る謎の組織達に、会社を乗っ取られた。
途方に暮れマセルに連絡を入れるも、留守電になるだけで音信不通。
「まさか、ユイが何か仕出かしたのか?
おのれ、よくも!!」
人が今まで親切にした恩も忘れやがってと、彼は悪い事をしたという自覚無しに怒る。
しかしユイには、自身が生きている間に呪われると言う細工を施した。
何処かの怪しい人物に、人を呪うと言うやり方を教わったのだ。
会社を追われた後に家でやったのだが、果たして効果はあるのか?
「試したのは、あの後会社追われてすぐにだが……果たしてどうだろうな。
しかしあいつがやはり辞めたのは、マセルに」
「詳しく聞かせろよ、その話」
誰もいないと思っていた背後から声が聞こえ、悠二はびっくりして振り返る。
金髪のサングラスをかけた、美青年がそこにいた。
美しいが、背後から怒りのオーラが滲み出ている。
悠二は彼が、ユイの家から出て来た人物であった事を思い出した。
「なぁ、聞かせろよ。やっぱり呪ってたのか、お前」
「だったら何だね! あいつは、マセルに嫌がらせをしていたんだ!」
誤魔化しても無駄だと悟り、悠二は開き直る事にした。
そうだ、間違った事をしていない。
後ろめたい気持ちがあったから、会社を辞めたのだ。
マセルに嫌がらせをし、自身の悪事暴かれたから。
その旨をテスカトリポカに伝えたが。
「誤魔化すことなく、正直に告げるお前に関心すらするぜ、マジで」
「なら」
「だが、それとこれとは話が別だ」
瞬間、テスカトリポカに右腕を捻りあげられ、悠二は悲鳴を上げた。
「イッ……う、腕が!!」
「痛いだろうなぁ、離してほしいよなぁ??」
右腕を捻りあげながら、テスカトリポカはまるで恋人に囁くように、彼の耳元で告げる。
悠二が女性なら、間違いなく惚れたような声音だ。
しかし状況が状況なだけに、そんな感情など浮かばない。
寧ろ命乞いが言葉に出る。
「な、何をすれば、離してもらえる!?」
「簡単だよ。お前が呪いとやらを、解除すればいいだけだ。
やったのなら、解けるよなぁ?」
無表情で右腕を捻りあげながら囁くテスカトリポカに、悠二は逆らえるはずなどない。
息も絶え絶えに、分かったと頷く。
ようやく右腕を離され、ゼイゼイと息を整え、悠二はテスカトリポカに問い掛けた。
「お、お前は、あいつの何なんだ!?」
「何、ねぇ……」
不思議そうに小首を傾げるテスカトリポカを見て、悠二は呆気に取られる。
「恋人、じゃないのか?」
「触れ合った事はあるし、キス……とかはしてないから、恋人ではないよな。
うん、一言で言うなら」
主従だな、と言い切るテスカトリポカに、悠二は下卑た笑みを浮かべた。
嫌な笑みにテスカトリポカは、眉を顰める。
「んだよ、その顔は」
「いや、つまりこう言う事だろ?
触れ合った事って言うのは、つまりあの整った身体をお前は」
「やっぱ、お前死んどけ」
次の言葉を待つ事なく、テスカトリポカは愛用の銃を抜き、悠二を容赦なく撃つ。
眉間に銃弾を貫通した悠二は、ビックリ顔を貼り付けたまま息絶えた。
呪いを掛けた本人が死ねば、ユイも苦しむ事もないはずだ。
「醜い奴を撃ちたくなかったが、にしても」
テスカトリポカは先程の、悠二の言葉を思い出す。
整った身体を、か。そう出来て想いを伝えられたら、どれだけいいか。
ユイとは確かに触れ合った事はあれど、本人からそんな想いだと認識されていないだろう。
「あくまで顧客の1人、だと思ってたのにな……ククルカンよ、どうしたらいいんだよ俺は」
生前ライバルであり、好敵手だったククルカンに、テスカトリポカはいないにも関わらず、問いかけざるを得なかった。
あのククルカンなら、恐らくこう言うだろう。
なら全力でアタックするだけデース!! と。
多分、そうなるはず。