euphoria
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
チャールズの言葉に、ストレンジはどう言う事だと疑問を投げる。
ユイに外で待っているように告げ、彼女が出て行ったのを見てから、彼は言う。
「言葉通りだが」
「は?」
「ユイはこれから、段々と何も見えなくなる。俺の妻になるって事は、身体の何かしら捧げねばならない。
じゃないと俺は維持出来ないからな」
彼曰く、抵抗なく身体の一部を捧げるのを躊躇わなかったらしい。
で選んだのが、将来何も見えなくなる事。
「モノが見えなくなったユイは、俺に頼らざるを得ない。
これぞeuphoriaってやつだな。
頼られる度に、俺は」
「テメェ!!」
煩わしい発言するチャールズの頬を叩こうと手を振り上げるが、それは叶わなかった。
何故なら。
「我マスターに手をあげるのは、ご容赦戴きたく」
チャールズの使い魔、教頭に手を掴まれたから。
力強く掴まれ、顔を顰める。
が、言いたい事は言う。
「お前、それで納得してるのか! 校長の使い魔だろ!」
「私はマスターの意志を尊重致しますので」
残酷な言葉とは裏腹に、柔らかな笑みで言われストレンジは何も言えなくなる。
いや言いたい事はある。しかしどう言葉にしてはいいか、分からなかったのだ。
「酷な話でありますが、校長の思考は正に私と合いますので。
合うのにわざわざ否定するのは、おかしな話でしょう」
「それでも」
「私は今の彼女が、好きなんですよ。
目に暗闇を讃え、それでも純情に従う彼女がね」
教頭の言葉を聞き、益々ストレンジの抵抗など無意味になる。
気の所為でもないが、ユイの事を語る教頭の目は悦に輝いていた。
「……狂ってんぞ、お前ら」
力無く答えたストレンジに、抵抗する意思など無いと感じ取ったのか、教頭は手を離す。
「おい、教頭」
「はい」
「そいつと話す事あるから、俺らは先に外出てるぞ」
ユイと校長がカフェを出て行ったの見届け、教頭は言う。
「他に聞きたい事はありますか? 無ければ私はこれにて失礼しますが」
「ひとつ聞きたい」
目に鋭さを讃え、「お前、何者だ?」と聞く。
はて? と首を傾げる。
「カルデア学院の教頭で、校長の使い魔ですが」
「そうじゃない。あいつの同じ様に名前あるだろ」
ストレンジが聞きたいのは、教頭の真名である。
カルデア学院卒業したものの、ストレンジは教頭の真の名前を知らず仕舞いであるから。
いやそもそも、疑問に思わなかったのがおかしい。
これに苦笑を浮かべた教頭は。
「私の名前を聞いても、特段いい事ありませんよ」
「ただ知りたいだけだ。今まで知らなかったのが、おかしな話だからな」
確かにそれはありますな、と彼は言う。
「では、申し上げましょう。
我こその真名は--」
カフェから出て来た教頭を見て、お帰りと校長は言った。
「奴との話は済んだのか」
「はい。もう追って来ることはないでしょう。
私の真名を聞き、絶望されてましたから」
これにチャールズは、不満そうに「真名言ったのか」と不快感露わにする。
使い魔にとって真名は、弱点晒すも同然だ。
だからマスターの意思なく、真名告げるのは御法度である。
「言わなければ追って来そうでしたからね」
「あいつも自覚無いだろうが、黒髪のクソと同じくらいしつこいからな」
無論黒髪のクソとは、スネイプの事である。
「ユイは?」
「先に帰らせた。まだ完全に目が失明したわけじゃないからな」
これから彼女は、完全に目が見えなくなりチャールズに頼らざる得ない。
側にいる教頭にさえも。
訪れる多幸福な未来に、2人は歪んだ笑みを浮かべた。
世界中の悲しみ抱いても、ユイを幸せにすると2人は決意した。
(了)
イメージソング「楽園の扉/青葉りんご」
ユイに外で待っているように告げ、彼女が出て行ったのを見てから、彼は言う。
「言葉通りだが」
「は?」
「ユイはこれから、段々と何も見えなくなる。俺の妻になるって事は、身体の何かしら捧げねばならない。
じゃないと俺は維持出来ないからな」
彼曰く、抵抗なく身体の一部を捧げるのを躊躇わなかったらしい。
で選んだのが、将来何も見えなくなる事。
「モノが見えなくなったユイは、俺に頼らざるを得ない。
これぞeuphoriaってやつだな。
頼られる度に、俺は」
「テメェ!!」
煩わしい発言するチャールズの頬を叩こうと手を振り上げるが、それは叶わなかった。
何故なら。
「我マスターに手をあげるのは、ご容赦戴きたく」
チャールズの使い魔、教頭に手を掴まれたから。
力強く掴まれ、顔を顰める。
が、言いたい事は言う。
「お前、それで納得してるのか! 校長の使い魔だろ!」
「私はマスターの意志を尊重致しますので」
残酷な言葉とは裏腹に、柔らかな笑みで言われストレンジは何も言えなくなる。
いや言いたい事はある。しかしどう言葉にしてはいいか、分からなかったのだ。
「酷な話でありますが、校長の思考は正に私と合いますので。
合うのにわざわざ否定するのは、おかしな話でしょう」
「それでも」
「私は今の彼女が、好きなんですよ。
目に暗闇を讃え、それでも純情に従う彼女がね」
教頭の言葉を聞き、益々ストレンジの抵抗など無意味になる。
気の所為でもないが、ユイの事を語る教頭の目は悦に輝いていた。
「……狂ってんぞ、お前ら」
力無く答えたストレンジに、抵抗する意思など無いと感じ取ったのか、教頭は手を離す。
「おい、教頭」
「はい」
「そいつと話す事あるから、俺らは先に外出てるぞ」
ユイと校長がカフェを出て行ったの見届け、教頭は言う。
「他に聞きたい事はありますか? 無ければ私はこれにて失礼しますが」
「ひとつ聞きたい」
目に鋭さを讃え、「お前、何者だ?」と聞く。
はて? と首を傾げる。
「カルデア学院の教頭で、校長の使い魔ですが」
「そうじゃない。あいつの同じ様に名前あるだろ」
ストレンジが聞きたいのは、教頭の真名である。
カルデア学院卒業したものの、ストレンジは教頭の真の名前を知らず仕舞いであるから。
いやそもそも、疑問に思わなかったのがおかしい。
これに苦笑を浮かべた教頭は。
「私の名前を聞いても、特段いい事ありませんよ」
「ただ知りたいだけだ。今まで知らなかったのが、おかしな話だからな」
確かにそれはありますな、と彼は言う。
「では、申し上げましょう。
我こその真名は--」
カフェから出て来た教頭を見て、お帰りと校長は言った。
「奴との話は済んだのか」
「はい。もう追って来ることはないでしょう。
私の真名を聞き、絶望されてましたから」
これにチャールズは、不満そうに「真名言ったのか」と不快感露わにする。
使い魔にとって真名は、弱点晒すも同然だ。
だからマスターの意思なく、真名告げるのは御法度である。
「言わなければ追って来そうでしたからね」
「あいつも自覚無いだろうが、黒髪のクソと同じくらいしつこいからな」
無論黒髪のクソとは、スネイプの事である。
「ユイは?」
「先に帰らせた。まだ完全に目が失明したわけじゃないからな」
これから彼女は、完全に目が見えなくなりチャールズに頼らざる得ない。
側にいる教頭にさえも。
訪れる多幸福な未来に、2人は歪んだ笑みを浮かべた。
世界中の悲しみ抱いても、ユイを幸せにすると2人は決意した。
(了)
イメージソング「楽園の扉/青葉りんご」
