ifをなくしても吹く風はうつくしく(*)
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「ユイ、何でここにいる?」
ある日ストレンジが仕事終えて自宅に帰ると、リビングのソファにユイが腰掛けていた。
確か彼女は、朝早くに元の世界へ帰る為、ここから出て行った筈……。
彼女はソファから立ち上がり、戸惑うストレンジの前まで歩みを進める。
彼の前で立ち止まったユイは、今にも消えそうな笑み浮かべながら、
「やっぱり貴方を忘れられなくて……アメリカの空港から戻って来ました。
元の世界にいる人達も、勿論大事ですけど」
ナズやスネイプに知られたら間違いなく、自分達と同じと言われるだろう。
だかま彼女にとって、あの様な歪んだ想いではない。
純粋にこの世界のストレンジを愛し、選んだ結果であった。
様々な"if"が彼女の頭を過ぎる。
もし元の世界に帰り自分を忘れたストレンジと添い遂げたらとか、もし元の世界でストレンジと出会えなかったらとか……ここへ帰るまで、様々な想いが交差したのだ。
が、ストレンジ本人前にし、その様な考えは消える。
ユイの選択は間違っていなかったと。
「ストレンジ、私は貴方を愛しています。
私は如月の人間で、普通の人間でないけど……この私を」
受け入れてくれますか? と言う言葉は潰えた。
何故ならストレンジに抱きしめられたから。
「ストレンジ、さん?」
「何も言うな。それと俺は、如月ではなくユイをただの人間として見ている」
つまりストレンジ風に言えば、告白受け入れると言う事。
相変わらず素直でない言葉に、ユイは思わずくすりと笑う。
告白なんて雰囲気とか場所が大事であるが、この2人にはそんな事関係なかった。
様々なifは潰えても、外を吹く風は優しく美しかった。
(了)
ある日ストレンジが仕事終えて自宅に帰ると、リビングのソファにユイが腰掛けていた。
確か彼女は、朝早くに元の世界へ帰る為、ここから出て行った筈……。
彼女はソファから立ち上がり、戸惑うストレンジの前まで歩みを進める。
彼の前で立ち止まったユイは、今にも消えそうな笑み浮かべながら、
「やっぱり貴方を忘れられなくて……アメリカの空港から戻って来ました。
元の世界にいる人達も、勿論大事ですけど」
ナズやスネイプに知られたら間違いなく、自分達と同じと言われるだろう。
だかま彼女にとって、あの様な歪んだ想いではない。
純粋にこの世界のストレンジを愛し、選んだ結果であった。
様々な"if"が彼女の頭を過ぎる。
もし元の世界に帰り自分を忘れたストレンジと添い遂げたらとか、もし元の世界でストレンジと出会えなかったらとか……ここへ帰るまで、様々な想いが交差したのだ。
が、ストレンジ本人前にし、その様な考えは消える。
ユイの選択は間違っていなかったと。
「ストレンジ、私は貴方を愛しています。
私は如月の人間で、普通の人間でないけど……この私を」
受け入れてくれますか? と言う言葉は潰えた。
何故ならストレンジに抱きしめられたから。
「ストレンジ、さん?」
「何も言うな。それと俺は、如月ではなくユイをただの人間として見ている」
つまりストレンジ風に言えば、告白受け入れると言う事。
相変わらず素直でない言葉に、ユイは思わずくすりと笑う。
告白なんて雰囲気とか場所が大事であるが、この2人にはそんな事関係なかった。
様々なifは潰えても、外を吹く風は優しく美しかった。
(了)
