静かな真夜中
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
不幸な現場を載せた朝刊なるものもそうだが、それを見せたストレンジもどうかしている。
朝帰って来たら、殴ってやろう。
テスカトリポカの考え読み取ったのか、彼女は言った。
「ストレンジさんを責めないであげてね。
先に見るか確認して、好奇心に駆られて見たのは私だから」
曖昧に笑みを浮かべて言う彼女は、真夜中の静けさともあって、今にも消えてしまいそうに思う。
そんな錯覚に陥ったテスカトリポカは、ゆっくり壊れモノを扱う様に抱きしめる。
「て、テスカトリポカさん!?」
「なんだよ。悪夢見た時に、ベッドの中でやっているのと同じだろうが。
ただ場所変わっただけだ」
「いやそれは、悪夢見た後で精神が……」
その言葉を続ける事は出来なかった。
何故なら、ユイの唇の端にキスを落として来たから。
「……ッ!」
「ミルクの味が微かにするな。
美味いが、オマエさんの魔力程ではない」
悪戯気味に言われ、甘さを含んだ目で見つめられれば大人しくせざるを得ない。
両手はカップを握りしめているし、抵抗など皆無。
ようやく抱擁解いた彼は、何でもない様に言う。
「このまま起きてるか。オマエも完全目が覚めたみたいだしな」
「誰の所為だって思ってるのよ、もう!」
気取り直したユイは片手をカップから離し、テスカトリポカの肩を軽く叩く。
それから2人は、ストレンジが帰って来るまで他愛ない話しながら、夜を明かしたのであった。
(了)
朝帰って来たら、殴ってやろう。
テスカトリポカの考え読み取ったのか、彼女は言った。
「ストレンジさんを責めないであげてね。
先に見るか確認して、好奇心に駆られて見たのは私だから」
曖昧に笑みを浮かべて言う彼女は、真夜中の静けさともあって、今にも消えてしまいそうに思う。
そんな錯覚に陥ったテスカトリポカは、ゆっくり壊れモノを扱う様に抱きしめる。
「て、テスカトリポカさん!?」
「なんだよ。悪夢見た時に、ベッドの中でやっているのと同じだろうが。
ただ場所変わっただけだ」
「いやそれは、悪夢見た後で精神が……」
その言葉を続ける事は出来なかった。
何故なら、ユイの唇の端にキスを落として来たから。
「……ッ!」
「ミルクの味が微かにするな。
美味いが、オマエさんの魔力程ではない」
悪戯気味に言われ、甘さを含んだ目で見つめられれば大人しくせざるを得ない。
両手はカップを握りしめているし、抵抗など皆無。
ようやく抱擁解いた彼は、何でもない様に言う。
「このまま起きてるか。オマエも完全目が覚めたみたいだしな」
「誰の所為だって思ってるのよ、もう!」
気取り直したユイは片手をカップから離し、テスカトリポカの肩を軽く叩く。
それから2人は、ストレンジが帰って来るまで他愛ない話しながら、夜を明かしたのであった。
(了)
2/2ページ
