静かな真夜中
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「……ん?」
ふとテスカトリポカは目を覚ました。
時刻は真夜中の2時。隣にユイが寝ていた筈だが、姿は無い。
テスカトリポカがユイと添い遂げ恋人となってから、3日が経とうとしていた。
ユイと寝るのは、彼女の魔力を感じるからでありそして--。
時折ホグワーツやスネイプ、ナズに関する事の悪夢を見て、魘される彼女を慰める為一緒に寝ているという事もある。
実際、ユイも効果はあると言っていた。
その場の凌ぎに過ぎないが。
神であるテスカトリポカも、どうしたら悪夢を見ずに済むだろうと大いに悩んでいた。
現在、ひとつ屋根の下で住まわせてもらっているストレンジは、急用が医院に出来たとかでいない。
恐らく夜の急患だろう、朝まで帰っては来なそうだ。
起きたユイを捜すため、テスカトリポカは自身のベッドを抜け出した。
「ここにいたか」
「テスカトリポカさん、貴方も目が覚めたの?」
「偶々だよ」
リビングにだけ灯りをつけ、ユイはソファに座ってホットミルクを飲んでいた。
その隣に当たり前の如く、テスカトリポカは腰掛ける。
「また悪夢か?」
「悪夢……うん、まぁそんなもの。今日の朝--ううん、厳密には昨日か。ストレンジさんから朝刊見せられてね。
2日前に廃屋で、男性の切り刻まれた死体が発見されたって載っていたの。
朝刊に掲載されていた男性が、どう見ても」
そこから先は、テスカトリポカにだって言われなくても理解出来た。
十中八九、スネイプだろう。
誰に殺されたかは知る由もないが、ユイを狙う輩は少なくなったのだ。
「寧ろよかったんじゃねぇか?」
「薄情だけどそう。でも目を瞑る度に、掲載された写真が焼き付いて」
だから目を覚ましてしまい、今このリビングにいるのだと言う。
ホットミルクを包み込んでいる両手が、僅かに震えていた。
よっぽど怖かったのだろう。
ふとテスカトリポカは目を覚ました。
時刻は真夜中の2時。隣にユイが寝ていた筈だが、姿は無い。
テスカトリポカがユイと添い遂げ恋人となってから、3日が経とうとしていた。
ユイと寝るのは、彼女の魔力を感じるからでありそして--。
時折ホグワーツやスネイプ、ナズに関する事の悪夢を見て、魘される彼女を慰める為一緒に寝ているという事もある。
実際、ユイも効果はあると言っていた。
その場の凌ぎに過ぎないが。
神であるテスカトリポカも、どうしたら悪夢を見ずに済むだろうと大いに悩んでいた。
現在、ひとつ屋根の下で住まわせてもらっているストレンジは、急用が医院に出来たとかでいない。
恐らく夜の急患だろう、朝まで帰っては来なそうだ。
起きたユイを捜すため、テスカトリポカは自身のベッドを抜け出した。
「ここにいたか」
「テスカトリポカさん、貴方も目が覚めたの?」
「偶々だよ」
リビングにだけ灯りをつけ、ユイはソファに座ってホットミルクを飲んでいた。
その隣に当たり前の如く、テスカトリポカは腰掛ける。
「また悪夢か?」
「悪夢……うん、まぁそんなもの。今日の朝--ううん、厳密には昨日か。ストレンジさんから朝刊見せられてね。
2日前に廃屋で、男性の切り刻まれた死体が発見されたって載っていたの。
朝刊に掲載されていた男性が、どう見ても」
そこから先は、テスカトリポカにだって言われなくても理解出来た。
十中八九、スネイプだろう。
誰に殺されたかは知る由もないが、ユイを狙う輩は少なくなったのだ。
「寧ろよかったんじゃねぇか?」
「薄情だけどそう。でも目を瞑る度に、掲載された写真が焼き付いて」
だから目を覚ましてしまい、今このリビングにいるのだと言う。
ホットミルクを包み込んでいる両手が、僅かに震えていた。
よっぽど怖かったのだろう。
