一夜限りの我儘
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無惨が鬼と知った彼女は、果たして嘆くか。それともさっさと消えろと、泣き喚くか……………。
どちらの選択肢を取られても面倒だと、無惨はユイを亡き者にしようとしたが。
不意に抱きしめられて、その選択は潰える。
戸惑う無惨に、彼女が切なく今にも泣き出しそうな声で囁く。
「2度と今後会う事など出来ないのなら、私を抱いて下さい」
「騙していたのだぞ、ずっと」
無惨とて彼女の元で過ごす内に、特別な感情を抱いていた。
だが鬼であり、沢山の命を奪って来た自分になど、ユイは相応しくないと自覚していたのだ。
無惨に抱きしめ返された彼女はピクッと震え、
「構いません。
私の一夜限りの我儘なんです。
嫌ならこのまま姿を消してくれて構いません」
無惨を抵抗なく受け入れたユイに、抗うという選択は無論なかった。
次の日の朝布団の中で目を覚まし、痛む腰を摩りながら隣りを見ると、無惨の姿は無かった。
代わりに手紙が置かれている。
そこには綺麗で流麗な字で、一言。
『全て終わったら迎えに来る』
(了)
どちらの選択肢を取られても面倒だと、無惨はユイを亡き者にしようとしたが。
不意に抱きしめられて、その選択は潰える。
戸惑う無惨に、彼女が切なく今にも泣き出しそうな声で囁く。
「2度と今後会う事など出来ないのなら、私を抱いて下さい」
「騙していたのだぞ、ずっと」
無惨とて彼女の元で過ごす内に、特別な感情を抱いていた。
だが鬼であり、沢山の命を奪って来た自分になど、ユイは相応しくないと自覚していたのだ。
無惨に抱きしめ返された彼女はピクッと震え、
「構いません。
私の一夜限りの我儘なんです。
嫌ならこのまま姿を消してくれて構いません」
無惨を抵抗なく受け入れたユイに、抗うという選択は無論なかった。
次の日の朝布団の中で目を覚まし、痛む腰を摩りながら隣りを見ると、無惨の姿は無かった。
代わりに手紙が置かれている。
そこには綺麗で流麗な字で、一言。
『全て終わったら迎えに来る』
(了)