ドーナツの輪の真ん中から考える(*)
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「そんな事より、早く食べないとチョコレート溶けますよ」
中々チョコレートドーナツを食べずに、真ん中の輪を見ながら考える大王に業似やし、少し怒りっぽい口調になってしまう。
「それは失敬。でも気になるんだよ、何で真ん中に空洞あるのか」
「どこかの国からの輸入とか、アレンジとかそんな感じでしょう。
一々考えてたら、キリがありませんよ」
箱から普通のシンプルなドーナツを躊躇いなく手に取り、ユイは口に含む。
空洞がある無しに、ドーナツはドーナツだ。
それでいいではないか。
考えもしないでもぐもぐとリスの様に食すユイを見て、大王はやっとドーナツを食べる。
「うんうん、空洞の謎あれど美味いな。
もしかしてこれ、人の手で空洞が作られてるのかな?」
「もう黙って食べて下さいませんか」
結局ドーナツの輪の真ん中有無は、ユイが地上に行った際に調べると言う事で決着が付いた。
(了)
中々チョコレートドーナツを食べずに、真ん中の輪を見ながら考える大王に業似やし、少し怒りっぽい口調になってしまう。
「それは失敬。でも気になるんだよ、何で真ん中に空洞あるのか」
「どこかの国からの輸入とか、アレンジとかそんな感じでしょう。
一々考えてたら、キリがありませんよ」
箱から普通のシンプルなドーナツを躊躇いなく手に取り、ユイは口に含む。
空洞がある無しに、ドーナツはドーナツだ。
それでいいではないか。
考えもしないでもぐもぐとリスの様に食すユイを見て、大王はやっとドーナツを食べる。
「うんうん、空洞の謎あれど美味いな。
もしかしてこれ、人の手で空洞が作られてるのかな?」
「もう黙って食べて下さいませんか」
結局ドーナツの輪の真ん中有無は、ユイが地上に行った際に調べると言う事で決着が付いた。
(了)