過ごせぬとも
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「ハロウィンに風邪なんて、災難ですね」
場所はユイの部屋。ベッドで熱に浮かされている、テスカトリポカが横になっていた。
「サーヴァントでも風邪引くなんて……契約に何かあるのかな」
「ぶつぶつうるせぇよ。
それより何か持って来い」
人のベッドの上で随分な態度だな、と不満になりつつも、椅子に座りテスカトリポカの様子見ていたユイは立ち上がる。
と、ドアを叩く音が聞こえた。
「マスター、トリックオアトリート!」
開けると小さなジャンヌオルタが、バケツを手にハロウィン恒例の合言葉を笑顔で言った。
バケツには既に他のマスターやサーヴァントから貰ったであろう、菓子やキャンディーが大量に入っている。
微笑ましい気持ちになるが、朝突然の風邪に浮かされたテスカトリポカ来訪で、お菓子やキャンディーは用意していなかった。
「ごめんね、ジャンヌちゃん。私のサーヴァントが風邪引いているから、お菓子用意してなくて」
「まぁ! そのサーヴァントは大丈夫なの?」
不満を露わにするどころか、逆に心配された。
感謝しながらユイは、大丈夫だよと言い返す。
「なら邪魔しちゃ悪いわね。
丁度エミヤが食堂にいますよ」
「ありがとう、ジャンヌちゃん。
後でお粥か何か貰いに行きます」
そうして下さいな、とジャンヌオルタは笑顔で言い、新たなお菓子を求めてユイの部屋の前から走り去って行った。
場所はユイの部屋。ベッドで熱に浮かされている、テスカトリポカが横になっていた。
「サーヴァントでも風邪引くなんて……契約に何かあるのかな」
「ぶつぶつうるせぇよ。
それより何か持って来い」
人のベッドの上で随分な態度だな、と不満になりつつも、椅子に座りテスカトリポカの様子見ていたユイは立ち上がる。
と、ドアを叩く音が聞こえた。
「マスター、トリックオアトリート!」
開けると小さなジャンヌオルタが、バケツを手にハロウィン恒例の合言葉を笑顔で言った。
バケツには既に他のマスターやサーヴァントから貰ったであろう、菓子やキャンディーが大量に入っている。
微笑ましい気持ちになるが、朝突然の風邪に浮かされたテスカトリポカ来訪で、お菓子やキャンディーは用意していなかった。
「ごめんね、ジャンヌちゃん。私のサーヴァントが風邪引いているから、お菓子用意してなくて」
「まぁ! そのサーヴァントは大丈夫なの?」
不満を露わにするどころか、逆に心配された。
感謝しながらユイは、大丈夫だよと言い返す。
「なら邪魔しちゃ悪いわね。
丁度エミヤが食堂にいますよ」
「ありがとう、ジャンヌちゃん。
後でお粥か何か貰いに行きます」
そうして下さいな、とジャンヌオルタは笑顔で言い、新たなお菓子を求めてユイの部屋の前から走り去って行った。