熱灯
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指先から甘い痺れを感じ、ユイは身を震わせる。
別に高杉とこういった事をするのは、初めてではない。
恋人同士だし、何回も。
ただユイが、いつまで経っても慣れないだけである。
ユイの反応を見て、高杉が嬉しそうに笑う。
「ふふ、いいねその反応。
初めてする訳じゃないのに、いつまでも慣れない様な反応してさ」
「高杉さんにとっては、慣れてほしいんですか?」
指をそっと絡み返しながら問い掛けると、彼はいいやと首を振る。
「慣れたら、そんな反応は見られないだろ?
だから慣れない方がいいのさ。
僕にとって、そんな君も愛おしいからさ」
情欲によって濡れた瞳を湛えて彼が言うと、ユイは自ら唇を重ねる。
彼女の積極的さに驚きつつも、高杉はその想いに応えた。
今夜は両者共、遠慮など要らないと思った。
まだ暑さが残る、秋の出来事。
(了)
別に高杉とこういった事をするのは、初めてではない。
恋人同士だし、何回も。
ただユイが、いつまで経っても慣れないだけである。
ユイの反応を見て、高杉が嬉しそうに笑う。
「ふふ、いいねその反応。
初めてする訳じゃないのに、いつまでも慣れない様な反応してさ」
「高杉さんにとっては、慣れてほしいんですか?」
指をそっと絡み返しながら問い掛けると、彼はいいやと首を振る。
「慣れたら、そんな反応は見られないだろ?
だから慣れない方がいいのさ。
僕にとって、そんな君も愛おしいからさ」
情欲によって濡れた瞳を湛えて彼が言うと、ユイは自ら唇を重ねる。
彼女の積極的さに驚きつつも、高杉はその想いに応えた。
今夜は両者共、遠慮など要らないと思った。
まだ暑さが残る、秋の出来事。
(了)
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