安らぎ
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「わ、晩御飯シチューなんだ!」
「ヴィンセントの手作りだぞ! さっさと食べたいんだけどさ」
カーリーがシンクレアの家にやって来て、シチューを見て、目を輝かせた。
レスターの言葉を聞き、どうしたの? とヴィンセントに問い掛ける。
「兄さん、まだ起きて来ない。起こしに行ったユイも、起きて来ない」
「もしかして、ボーに誑かされたんじゃないの? あの子、ボーの彼女でしょう?」
カーリーの言葉に、ヴィンセントはユイに任せたのは失敗だったかな、と思った。
ため息を吐いたカーリーは、
「もう私が行って来る! ボーが来たら、とっちめてよ!」
バタバタと足音荒くボーの部屋がある2階へと上がって行く。
レスターが、騒がしいよな本当と、どこかニヤニヤしながら言った。
「ちょっとボー!! 晩御飯出来てるのよ、いつまで寝て……」
一喝してやろうという心づもりで、ボーの部屋に入ったのに、とある光景を見てカーリーのその様な心情は失せる。
ボーとユイがお互いを抱きしめ合って、気持ち良さそうに眠っているのだ。
自身の彼氏である、ウェイドとこの様な事をした経験のあるカーリーは、文字通り起こすのを躊躇う。
「ヴィンセントには申し訳ないけど、これはちょっとね」
事の顛末を話す事を決意した彼女は、そっとドアを閉め、ヴィンセントの所に戻った。
(了)
「ヴィンセントの手作りだぞ! さっさと食べたいんだけどさ」
カーリーがシンクレアの家にやって来て、シチューを見て、目を輝かせた。
レスターの言葉を聞き、どうしたの? とヴィンセントに問い掛ける。
「兄さん、まだ起きて来ない。起こしに行ったユイも、起きて来ない」
「もしかして、ボーに誑かされたんじゃないの? あの子、ボーの彼女でしょう?」
カーリーの言葉に、ヴィンセントはユイに任せたのは失敗だったかな、と思った。
ため息を吐いたカーリーは、
「もう私が行って来る! ボーが来たら、とっちめてよ!」
バタバタと足音荒くボーの部屋がある2階へと上がって行く。
レスターが、騒がしいよな本当と、どこかニヤニヤしながら言った。
「ちょっとボー!! 晩御飯出来てるのよ、いつまで寝て……」
一喝してやろうという心づもりで、ボーの部屋に入ったのに、とある光景を見てカーリーのその様な心情は失せる。
ボーとユイがお互いを抱きしめ合って、気持ち良さそうに眠っているのだ。
自身の彼氏である、ウェイドとこの様な事をした経験のあるカーリーは、文字通り起こすのを躊躇う。
「ヴィンセントには申し訳ないけど、これはちょっとね」
事の顛末を話す事を決意した彼女は、そっとドアを閉め、ヴィンセントの所に戻った。
(了)