後悔はない
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のぼの彼氏の言葉に、思わず我が耳を疑った。
「え、今なんて」
「こいつ、気に入った男が家に来たら、襲おうとすんだよ。
ギリギリ俺が助けるが、こいつのその癖は抜けなくてね」
「何でバラすのよ! それに私さ、本当にボー気に入ったのよ!
貴女に勿体無いわ! 私みたいに、可愛くて美人じゃないと!」
最後にのぼは、絵も上手いしと付け足す。彼氏に本性を丸裸にされてから、のぼは言いたい放題。
当のボーは、興味無さそうにのぼを見ている。
兎にも角にも、のぼに気はなさそう。
「最初から、それが狙いだったの?」
「ええ。さっきも言ったけど」
「くだらねぇ」
興味無そうにしていたボーが口を挟み、のぼは不満気な表情。
「くだらないって何? 私みたいな」
「俺が愛してるのは、ユイだけだしお前に興味はねぇ。
やっぱり、SNSでは幸せな時間だけ投稿してて、こんな感じか」
そういえばここへ来る前も、ボーはこの2人の事を見せかけの幸せだと言っていた。
これを機に、ユイは聞いてみる。
「来る前もそんな事言ってたよね?
何で分かるの?」
「俺じゃねぇ。若干、伝手があってね。
そいつに調べてもらった」
ニヤリ笑いながら、ボーが言う。
つまりいずれのぼと会う事を確信して、その伝手やらを使って、事前に調べていたと。
いや怖い。出来たらその前に、そう言ってほしい。
のぼは、ワナワナ震えながら、
「う、嘘……そんな事まで。
まさか誰かに言うつもりじゃ」
「別に誰にも言わねぇ。そもそも証拠なんかねぇだろ」
最もらしい事を告げるボーに、のぼは安堵の表情を浮かべたが、次の言葉で青褪める事となる。
「ただし次に俺達に近付いたら、出鱈目な証拠でっち上げて警察突き出すぞ」
突き放す様に、彼はそう言った。
「え、今なんて」
「こいつ、気に入った男が家に来たら、襲おうとすんだよ。
ギリギリ俺が助けるが、こいつのその癖は抜けなくてね」
「何でバラすのよ! それに私さ、本当にボー気に入ったのよ!
貴女に勿体無いわ! 私みたいに、可愛くて美人じゃないと!」
最後にのぼは、絵も上手いしと付け足す。彼氏に本性を丸裸にされてから、のぼは言いたい放題。
当のボーは、興味無さそうにのぼを見ている。
兎にも角にも、のぼに気はなさそう。
「最初から、それが狙いだったの?」
「ええ。さっきも言ったけど」
「くだらねぇ」
興味無そうにしていたボーが口を挟み、のぼは不満気な表情。
「くだらないって何? 私みたいな」
「俺が愛してるのは、ユイだけだしお前に興味はねぇ。
やっぱり、SNSでは幸せな時間だけ投稿してて、こんな感じか」
そういえばここへ来る前も、ボーはこの2人の事を見せかけの幸せだと言っていた。
これを機に、ユイは聞いてみる。
「来る前もそんな事言ってたよね?
何で分かるの?」
「俺じゃねぇ。若干、伝手があってね。
そいつに調べてもらった」
ニヤリ笑いながら、ボーが言う。
つまりいずれのぼと会う事を確信して、その伝手やらを使って、事前に調べていたと。
いや怖い。出来たらその前に、そう言ってほしい。
のぼは、ワナワナ震えながら、
「う、嘘……そんな事まで。
まさか誰かに言うつもりじゃ」
「別に誰にも言わねぇ。そもそも証拠なんかねぇだろ」
最もらしい事を告げるボーに、のぼは安堵の表情を浮かべたが、次の言葉で青褪める事となる。
「ただし次に俺達に近付いたら、出鱈目な証拠でっち上げて警察突き出すぞ」
突き放す様に、彼はそう言った。