後悔はない
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「なぁ、それ本当に行かないと駄目か?」
「どうしても、です。
…………親友の、のぼがどうしても貴方を見たいって言うんだから」
ソファで寝そべりながら、だらしなく問いかけるボーに、ユイは仕方ないでしょうと付け足す。
マジかよ、と額に手を当てるボー。
ボーの気持ちは分かる。しかし、今まで連絡などして来なかった友人ののぼが、いきなり連絡して来たのだ。
『SNSでユイの彼氏見たよ! 出来たら会いたいな。
私も彼氏連れて来るから、ユイも来てよ!』
と言った内容。のぼは、金持ちの彼氏と暮らしており、いつもSNSに充実な暮らしをアップしていた。
はぁ、とため息を吐き、ボーに問いかける。
「ボーさんはさ、のぼと会って惚れたりしない?
私なんかより」
のぼは絵の才能もあり、おまけに金持ち。対するユイは、絵の才能は愚か、これと言った才能は無い。
時々ボーも、のぼの投稿した内容を見ているが。
「あんなの、見せかけの幸せだろ」
と迷い無く言い切る。
そして、「お前だけだよ、俺が愛してるのは」とまで言われる始末。
「ぼ、ボーさん! 流石にそれはさ!」
「なんだよ、聞いてきたのはお前だろ。
お前の作る家庭的な料理は美味いし、時々見るお前の下手くそな絵は誰も真似出来」
「もういいから! ああ、もう!」
褒め殺しを連発され、ユイは先程の見せかけの幸せについて、ボーに聞けなかった。
「どうしても、です。
…………親友の、のぼがどうしても貴方を見たいって言うんだから」
ソファで寝そべりながら、だらしなく問いかけるボーに、ユイは仕方ないでしょうと付け足す。
マジかよ、と額に手を当てるボー。
ボーの気持ちは分かる。しかし、今まで連絡などして来なかった友人ののぼが、いきなり連絡して来たのだ。
『SNSでユイの彼氏見たよ! 出来たら会いたいな。
私も彼氏連れて来るから、ユイも来てよ!』
と言った内容。のぼは、金持ちの彼氏と暮らしており、いつもSNSに充実な暮らしをアップしていた。
はぁ、とため息を吐き、ボーに問いかける。
「ボーさんはさ、のぼと会って惚れたりしない?
私なんかより」
のぼは絵の才能もあり、おまけに金持ち。対するユイは、絵の才能は愚か、これと言った才能は無い。
時々ボーも、のぼの投稿した内容を見ているが。
「あんなの、見せかけの幸せだろ」
と迷い無く言い切る。
そして、「お前だけだよ、俺が愛してるのは」とまで言われる始末。
「ぼ、ボーさん! 流石にそれはさ!」
「なんだよ、聞いてきたのはお前だろ。
お前の作る家庭的な料理は美味いし、時々見るお前の下手くそな絵は誰も真似出来」
「もういいから! ああ、もう!」
褒め殺しを連発され、ユイは先程の見せかけの幸せについて、ボーに聞けなかった。