貴方は違う
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「俺の弟だよ」
「なんだか聞いた事あるぞ。なんでもこの街じゃ、有名らしいな。
…………なぁ、僕と取り引きしないか?」
こいつの案とやらは、どうせ碌な事じゃないだろうが、一応聞いとくか。
話を促すとアホは、ベラベラ喋り始める。
「実は僕にはかなり人望あるんだ。
君の言う彼の名前を聞いて、思い出したんだ。
ヴィンセントは、蝋人形の作り手なんだろ?
この街だけで有名なのは、正直勿体無いよ。
でだ、他の街で僕の伝手を使って有名にしてあげるから、代わりにユイをくれよ。
君も君の弟も夢が叶うし、満々才だろ?」
まるで自分の言っている事が正しい、とでも言いたげな口振り。
こいつにヴィンセントの何が分かると……それに、俺の夢を勝手に決めてやがる。
人の夢を勝手に断言した奴に、ユイを会わせる気などない。
セブルスの態度から1度くらいは会わせてやろうと言う気は無くなった。
「なぁ、セブルスって言ったよなお前」
「そうだよ。あ、もしかして乗り気になったかな?
なら今からでも、ヴィンセントとユイに……」
「アイツらの名前を、軽々しく呼ぶんじゃねぇ!」
セブルスの胸ぐらを掴んで、ずいっと顔を寄せるボー。
怒りを孕んだ表情を見て、セブルスから余裕が消える。
「な、何でだよ! 僕は君らの夢を」
「俺がいつ自分の夢を、お前に口にした? 後ヴィンセントの夢を、お前に語った覚えはねぇ!!」
ボーの正論に、セブルスはしまったと表情に出す。
自分に酔うあまり、言葉を選ぶ事を忘れていた。
「ち、違うんだ! えっと、い、今までのは言葉の綾と言うか……」
「言い訳はいらねぇ。
俺達を侮辱した罪は重いぞ。今すぐここから立ち去るか、または」
ボーがニッパーを取り出したのを見て、セブルスは目を丸くする。
何をされるか、いやでも理解した顔。
「指をこれでちょん切ってやる。
2度とアイツらに、手を出せない様にな」
「なんだか聞いた事あるぞ。なんでもこの街じゃ、有名らしいな。
…………なぁ、僕と取り引きしないか?」
こいつの案とやらは、どうせ碌な事じゃないだろうが、一応聞いとくか。
話を促すとアホは、ベラベラ喋り始める。
「実は僕にはかなり人望あるんだ。
君の言う彼の名前を聞いて、思い出したんだ。
ヴィンセントは、蝋人形の作り手なんだろ?
この街だけで有名なのは、正直勿体無いよ。
でだ、他の街で僕の伝手を使って有名にしてあげるから、代わりにユイをくれよ。
君も君の弟も夢が叶うし、満々才だろ?」
まるで自分の言っている事が正しい、とでも言いたげな口振り。
こいつにヴィンセントの何が分かると……それに、俺の夢を勝手に決めてやがる。
人の夢を勝手に断言した奴に、ユイを会わせる気などない。
セブルスの態度から1度くらいは会わせてやろうと言う気は無くなった。
「なぁ、セブルスって言ったよなお前」
「そうだよ。あ、もしかして乗り気になったかな?
なら今からでも、ヴィンセントとユイに……」
「アイツらの名前を、軽々しく呼ぶんじゃねぇ!」
セブルスの胸ぐらを掴んで、ずいっと顔を寄せるボー。
怒りを孕んだ表情を見て、セブルスから余裕が消える。
「な、何でだよ! 僕は君らの夢を」
「俺がいつ自分の夢を、お前に口にした? 後ヴィンセントの夢を、お前に語った覚えはねぇ!!」
ボーの正論に、セブルスはしまったと表情に出す。
自分に酔うあまり、言葉を選ぶ事を忘れていた。
「ち、違うんだ! えっと、い、今までのは言葉の綾と言うか……」
「言い訳はいらねぇ。
俺達を侮辱した罪は重いぞ。今すぐここから立ち去るか、または」
ボーがニッパーを取り出したのを見て、セブルスは目を丸くする。
何をされるか、いやでも理解した顔。
「指をこれでちょん切ってやる。
2度とアイツらに、手を出せない様にな」