頬におちる雨
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「吐夢さん、ずぶ濡れじゃん」
「……すみません、行けると思ったんですけど」
ある日、吐夢が仕事先からずぶ濡れで帰って来た。
出た時間帯が朝で、夕方に雨が降るとユイは忠告したが、どうやら傘持っていなかったらしい。
「傘は?」
「持って行ったんですけど忘れました……クシュッ!」
雨で風邪を引き気味なのか、可愛らしいくしゃみが轟く。
ちょっと待っててと玄関で待たせ、バスタオル持ってわしゃわしゃと髪の雫拭き取る。
「髪の雫取ったらお風呂入ろう? で、新しい服着替えて……ちょっと」
バスタオルで髪に付いている雨の雫を拭き取っていると、いきなり手首掴まれた。
頬にはまだ雨の雫が滴り落ちていて、こちらを見つめて来る吐夢の目は、心なしか蒸気していて。
なんだか艶っぽく感じ、ユイは頬を染めながら「いきなりどうしたの?」と問い掛ける。
「……すみません、行けると思ったんですけど」
ある日、吐夢が仕事先からずぶ濡れで帰って来た。
出た時間帯が朝で、夕方に雨が降るとユイは忠告したが、どうやら傘持っていなかったらしい。
「傘は?」
「持って行ったんですけど忘れました……クシュッ!」
雨で風邪を引き気味なのか、可愛らしいくしゃみが轟く。
ちょっと待っててと玄関で待たせ、バスタオル持ってわしゃわしゃと髪の雫拭き取る。
「髪の雫取ったらお風呂入ろう? で、新しい服着替えて……ちょっと」
バスタオルで髪に付いている雨の雫を拭き取っていると、いきなり手首掴まれた。
頬にはまだ雨の雫が滴り落ちていて、こちらを見つめて来る吐夢の目は、心なしか蒸気していて。
なんだか艶っぽく感じ、ユイは頬を染めながら「いきなりどうしたの?」と問い掛ける。