貴方は違う
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「そもそも彼女は、僕を見る目がね……」
取り敢えずセブルスと向かい合って座り、ユイを追った経緯を聞くも、何故か自身の根拠無い自慢話になっていた。
しかもユイは、自分を見る目が無いとまで言う始末。
かれこれ5分経つが、話を止める気配無し。
ヴィンセント、いきなり駆け込んで来たアイツに不機嫌撒き散らかしてないかな、とか今日の夕飯何しようと関係無い事考えながら、話を聞き流していた。
「で、僕が彼女を求める理由……って、聞いてる?」
「ん、ああ聞いてる聞いてる。
要はお前が勝手に付き纏ってんだろ」
「違うよ! 話の分からない奴だな!
彼女は僕の荷物を持ってくれたんだ!
買い物帰りに優しく声掛けてくれてさ、半分持ちましょうか? って!
あれは絶対僕に気が」
困ったお前見て、ただ助けただけだろとボーは内心呆れていた。
例えば助けたのがボーなら、こいつは俺に惚れていたのだろうか?
そんなのは相手の容姿からして、ゴメン被るが。
黙っているボーに痺れを切らしたのか、セブルスは鼻息荒くしながら、
「ユイは何処だ? ここに駆け込んだのを、確かに見たんだ!
とぼけても、嘘ついても無駄だぞ!」
指差しながら叫んでくるので、ニッパーで指切ってやろうかと言いたくなる。
しかしどう言っても、セブルスは引く気などないだろう。
なら正直に話すか。
ただし、相手に恐怖を植え付けることを忘れない体で。
「アイツなら、ヴィンセントといると思うが」
ヴィンセントと聞いて案の定セブルスは、誰だと問い掛けてきた。
取り敢えずセブルスと向かい合って座り、ユイを追った経緯を聞くも、何故か自身の根拠無い自慢話になっていた。
しかもユイは、自分を見る目が無いとまで言う始末。
かれこれ5分経つが、話を止める気配無し。
ヴィンセント、いきなり駆け込んで来たアイツに不機嫌撒き散らかしてないかな、とか今日の夕飯何しようと関係無い事考えながら、話を聞き流していた。
「で、僕が彼女を求める理由……って、聞いてる?」
「ん、ああ聞いてる聞いてる。
要はお前が勝手に付き纏ってんだろ」
「違うよ! 話の分からない奴だな!
彼女は僕の荷物を持ってくれたんだ!
買い物帰りに優しく声掛けてくれてさ、半分持ちましょうか? って!
あれは絶対僕に気が」
困ったお前見て、ただ助けただけだろとボーは内心呆れていた。
例えば助けたのがボーなら、こいつは俺に惚れていたのだろうか?
そんなのは相手の容姿からして、ゴメン被るが。
黙っているボーに痺れを切らしたのか、セブルスは鼻息荒くしながら、
「ユイは何処だ? ここに駆け込んだのを、確かに見たんだ!
とぼけても、嘘ついても無駄だぞ!」
指差しながら叫んでくるので、ニッパーで指切ってやろうかと言いたくなる。
しかしどう言っても、セブルスは引く気などないだろう。
なら正直に話すか。
ただし、相手に恐怖を植え付けることを忘れない体で。
「アイツなら、ヴィンセントといると思うが」
ヴィンセントと聞いて案の定セブルスは、誰だと問い掛けてきた。