不器用な抱擁
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「う……モスキート、さん?」
手脚がドリルや刃物でくっ付けられているモスキートには、人を抱きしめるなんて不可能だ。
が、それを無視して手脚に付いているドリルや刃物で傷付けない様、繊細にユイを抱きしめていた。
モスキートのドリルの先端や部位が頬に当たって、ちょっと冷たいがそれだけだ。
なんとも不器用な抱擁である。
抱擁を解いたモスキートが、元気出た? と問い掛けるように、小首傾げていた。
それだけで充分である。
「ありがとう、モスキートさん。うん、元気出た。
じゃ、ご飯作りに行きますか!」
(了)