月の色がわからなくなったら(*)
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「テスカトリポカさん?」
とある特異点の旅館にて、ユイは隣で眠っていた筈のテスカトリポカがいなくなったのに気付いた。
時刻は深夜1時。静まり返った和風の部屋に、時計が音を刻む音と、虫の涼やかな鳴き声が外から聴こえる。
こんな深夜に何処へ行ったのかと考えるも、ふと答えが浮かぶ。
確か、この旅館の近くに街見下ろせる高台があった筈。
旅館の女将の案内で、夜に観れば綺麗だろうなとテスカトリポカ様が呟いていたのを思い出した。
深夜に目を覚ました彼が、そこへ行った可能性が高い。
躊躇いなく、彼女は高台へ行こうと決めた。
秋とは言え、流石に夜中は冷える。
寝巻きの浴衣の上に何か羽織ってくればよかったと後悔しつつも、旅館を出て高台に続く石畳みの上を歩く。
やがて拓けた場所に出ると……。
長い金髪を深夜の涼しい風に靡かせ、柵にもたれて街を見下ろす神--テスカトリポカがいた。
あまりにも絵になる光景に、暫くボーっと彼を眺めていたが、来た目的思い出し彼女は声掛ける。
「テスカトリポカさん、目覚めたんですか?」
「オマエか。元々、サーヴァントに睡眠不要だしな。
眠くならねェから、この景色眺めてたんだ」
テスカトリポカの隣に並び、街を見下ろす。
煌々と家や店のネオンが、煌びやかに輝いており正に幻想的である。
頭上には白い月が現れ、街を照らしていた。
「綺麗ですよね」
「まぁ、そうだな。だが特異点の修復終われば、この幻想は無くなる」
テスカトリポカにしては珍しく、本当に残念そうに口にしていた。
これにユイは、テスカトリポカさんにもそんな気持ちあるんですね、と言葉を発する。
「どう言う意味だ」
「戦いとか生け贄や心臓にしか、テスカトリポカさんって興味無さそうだったから」
「オレだって美しいものは好きだぞ?
そうだな、例えばオマエとか」
いきなりテスカトリポカに抱きしめられ、彼女は「ひゃっ!?」と変な悲鳴あげる。
とある特異点の旅館にて、ユイは隣で眠っていた筈のテスカトリポカがいなくなったのに気付いた。
時刻は深夜1時。静まり返った和風の部屋に、時計が音を刻む音と、虫の涼やかな鳴き声が外から聴こえる。
こんな深夜に何処へ行ったのかと考えるも、ふと答えが浮かぶ。
確か、この旅館の近くに街見下ろせる高台があった筈。
旅館の女将の案内で、夜に観れば綺麗だろうなとテスカトリポカ様が呟いていたのを思い出した。
深夜に目を覚ました彼が、そこへ行った可能性が高い。
躊躇いなく、彼女は高台へ行こうと決めた。
秋とは言え、流石に夜中は冷える。
寝巻きの浴衣の上に何か羽織ってくればよかったと後悔しつつも、旅館を出て高台に続く石畳みの上を歩く。
やがて拓けた場所に出ると……。
長い金髪を深夜の涼しい風に靡かせ、柵にもたれて街を見下ろす神--テスカトリポカがいた。
あまりにも絵になる光景に、暫くボーっと彼を眺めていたが、来た目的思い出し彼女は声掛ける。
「テスカトリポカさん、目覚めたんですか?」
「オマエか。元々、サーヴァントに睡眠不要だしな。
眠くならねェから、この景色眺めてたんだ」
テスカトリポカの隣に並び、街を見下ろす。
煌々と家や店のネオンが、煌びやかに輝いており正に幻想的である。
頭上には白い月が現れ、街を照らしていた。
「綺麗ですよね」
「まぁ、そうだな。だが特異点の修復終われば、この幻想は無くなる」
テスカトリポカにしては珍しく、本当に残念そうに口にしていた。
これにユイは、テスカトリポカさんにもそんな気持ちあるんですね、と言葉を発する。
「どう言う意味だ」
「戦いとか生け贄や心臓にしか、テスカトリポカさんって興味無さそうだったから」
「オレだって美しいものは好きだぞ?
そうだな、例えばオマエとか」
いきなりテスカトリポカに抱きしめられ、彼女は「ひゃっ!?」と変な悲鳴あげる。