彼女が水着に着替えたら
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ボーが派手な紙袋から出した物は、どっピンクな露出の高いやつである。
嫌な予感、と言うものは本当に当たるなと、改めて実感してしまう。
「お前に絶対似合うって! だから今すぐここで着替え」
「そんな水着、彼女に着さすんじゃねぇ!」
ユイが何か言う前に、カーリーが力一杯ボーの頭を叩く。
痛ッテェと呻きながら、
「何でだよ! 似合うだろ!」
「似合う似合わない以前に! ユイの嗜好を聞きなさい!
貴方、彼氏でしょ!」
正論極まるカーリーの発言に、流石にボーも何も言えない。
しんみりした空気の中、恐る恐るボーにユイは言う。
「あの、今からでも見に行きます?」
「何を?」
「その…………水着を。
よかったらカーリーも一緒に」
聞いたボーは、元気を取り戻した様に目を輝かせた。
まるで犬みたいだな、とユイは思う。
「じゃ、じゃあ行こうぜ!」
「その水着は返品?」
カーリーが派手な水着を指すと、そうだなと呟くボー。
やがていいこと思い付いたとばかりに。
「ヴィンセントにやるか! 次の蝋人形に着せたらどうだって」
「ヴィンセントさん、絶対怒ると思うよ」
ユイは呆れ気味に、そう言った。
(了)
嫌な予感、と言うものは本当に当たるなと、改めて実感してしまう。
「お前に絶対似合うって! だから今すぐここで着替え」
「そんな水着、彼女に着さすんじゃねぇ!」
ユイが何か言う前に、カーリーが力一杯ボーの頭を叩く。
痛ッテェと呻きながら、
「何でだよ! 似合うだろ!」
「似合う似合わない以前に! ユイの嗜好を聞きなさい!
貴方、彼氏でしょ!」
正論極まるカーリーの発言に、流石にボーも何も言えない。
しんみりした空気の中、恐る恐るボーにユイは言う。
「あの、今からでも見に行きます?」
「何を?」
「その…………水着を。
よかったらカーリーも一緒に」
聞いたボーは、元気を取り戻した様に目を輝かせた。
まるで犬みたいだな、とユイは思う。
「じゃ、じゃあ行こうぜ!」
「その水着は返品?」
カーリーが派手な水着を指すと、そうだなと呟くボー。
やがていいこと思い付いたとばかりに。
「ヴィンセントにやるか! 次の蝋人形に着せたらどうだって」
「ヴィンセントさん、絶対怒ると思うよ」
ユイは呆れ気味に、そう言った。
(了)