今日は厄日だ
神のオマケ絆創膏発言で、そのまま絆創膏談義に移行するかと思われた腐男子たちだが、「消毒だ」と言って清田の指をペロリと舐めた牧を目の当たりにして3人同時に鼻血を噴射させる
方や、三井に熱烈アプローチ中の長谷川は「あれだ!」とばかりに清田の真似をしてグラスを倒してみるも、ビビりながらやった為ただ水をこぼしただけになり、三井に物凄く迷惑がられてしまった
大失敗である
そしてこちらでは花形が桜木に眼鏡の修理代を請求していた(11巻#93参照)
「桜木、
お前の肘打ちで壊れたんだからな
弁償しろよ」
「はぁぁ?知らねーなぁ
何のことだ?」
「知らばっくれるな桜木!!」
「そうだ!
先ずは花形に謝れよ!!」
藤真も加勢に入る
しかし桜木は怯むどころかカッと目を見開き仁王立ちになった
「あ"~~?謝るだとぉ?
オィオィそりゃこっちの台詞だろ
この天才からわざとファウル盗りやがって!誤魔化されねーからな!」
「わ、わざとだと?!」
「ああ、そーだ
あん時メガネと補欠くんがツルんで俺を陥し入れた事、気付いてないとでも思ったか!!」
桜木から放たれた強烈な威圧感が
坊ちゃん育ちの2人を襲う
「「…っっ!」」
「なーーはっはっはっ
どーだ、グゥの音も出ないだろ!」
「「……クッ」」
完全に返り討ち状態
逆に慰謝料すら請求され兼ねない流れだ
と、その時
桜木の三歩後ろで知らん顔をしていた男がゆっくり立ち上がって言った
「どいつもこいつもベラベラと…」
古き良き夫婦のあり方を見事に体現したのは流川楓、その人だった
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