今日は厄日だ

微妙で重たい空気が流れる中
、一部燃え上がっている二人組がいた。


言うまでもなく腐男子'ズである。





『花形男前か!』


『男前攻×ツンデレ受キタコレ!!
薄い本が厚くなるぅぅぅ!』


『仙道、その言い方ではまさか…』


『はい!書く方をたしなむ程度に 』


『文字書きか!俺は絵描きだ。
仙道、これは合同誌出すしかなかろう!』


『ですね!次のコミケに間に合わせましょう!』


『プロット練らないといかんな。仙道次空いてる日はあるか』


『明日大丈夫ですよ』


『『萌えてキターーーッ!!!』』






これらの会話はすべてアイコンタクトであった。



彼らはバスケ界だけでなくオタク界でも怪物級であったようである。

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