カルテ41
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「どんな願い事をしたんですか?」
「・・・それは秘密です!」
と、メディカは小さく笑ってから
「トランクスさんも何か願い事されましたか?」
と尋ねると
「ええ、しましたよ。まだ言えませんけど。」
「まだ・・・?じゃあ、いつか教えてもらえるんですか?」
「ええ。・・・いつか教えますよ。」
そう言って悪戯っぽく笑うトランクスに、メディカの固くなっていた心は本来の柔らかさをようやく取り戻すと、笑みを噛みしめ再び空を見上げるのだった。
そんなトランクスとメディカが夏の夜空を眺めている様子を、2つの影が見守っていた。
「まったく・・・!お兄ちゃんたら、いい雰囲気なのに何してるのよ!」
「まぁまぁ。トランクスも慎重なんだよ。」
「慎重・・・って言うか、勇気がないだけよ!もう、イライラするわね!!」
「それだけ、メディカちゃんに本気ってことだよ。」
玄関にある木の陰から顔を出して、ヒソヒソと話しながら2人の様子を窺っていた悟天とブラは、その何とも言えない2人の距離感にやきもきしていた。
「それにしても・・・。トランクスが女の子の事で悩んでるとこなんて初めて見たよ。」
と、クククっと笑う悟天に
「オモシロイでしょ。でも、ホントお兄ちゃんてばダメなんだから!そろそろ先に進んでもらわなくちゃ、こっちが飽きちゃうのよね。」
呆れた口調のブラに
「ふーん、ダメねぇ・・・。でも、案外そうでもないかもよ。」
と、悟天は昼間見た瞳を揺らすメディカを思い出し呟くのだった。
「・・・それは秘密です!」
と、メディカは小さく笑ってから
「トランクスさんも何か願い事されましたか?」
と尋ねると
「ええ、しましたよ。まだ言えませんけど。」
「まだ・・・?じゃあ、いつか教えてもらえるんですか?」
「ええ。・・・いつか教えますよ。」
そう言って悪戯っぽく笑うトランクスに、メディカの固くなっていた心は本来の柔らかさをようやく取り戻すと、笑みを噛みしめ再び空を見上げるのだった。
そんなトランクスとメディカが夏の夜空を眺めている様子を、2つの影が見守っていた。
「まったく・・・!お兄ちゃんたら、いい雰囲気なのに何してるのよ!」
「まぁまぁ。トランクスも慎重なんだよ。」
「慎重・・・って言うか、勇気がないだけよ!もう、イライラするわね!!」
「それだけ、メディカちゃんに本気ってことだよ。」
玄関にある木の陰から顔を出して、ヒソヒソと話しながら2人の様子を窺っていた悟天とブラは、その何とも言えない2人の距離感にやきもきしていた。
「それにしても・・・。トランクスが女の子の事で悩んでるとこなんて初めて見たよ。」
と、クククっと笑う悟天に
「オモシロイでしょ。でも、ホントお兄ちゃんてばダメなんだから!そろそろ先に進んでもらわなくちゃ、こっちが飽きちゃうのよね。」
呆れた口調のブラに
「ふーん、ダメねぇ・・・。でも、案外そうでもないかもよ。」
と、悟天は昼間見た瞳を揺らすメディカを思い出し呟くのだった。