カルテ40
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夕食はパンとブラのおかげでとても賑やかなものになり、チチの料理もとても美味しく、この時だけはメディカの心を覆っていた黒いモノは影を潜めた。
そんないつもと変わらない表情を見せるメディカに、トランクスの胸の中は苦くなり、食べた物の味はほとんど分からなかった。
いつもの様に柔らかい笑顔を見せる彼女が、何故かやはり自分にだけあの笑顔を見せないのだと思うと胸が潰れそうになる。
そして彼女が自分に対して余所余所しい態度をとる原因を考えてみるが、思い当たる節はなく、トランクスは胸の内で大きな溜息を吐くのだった。
「あー、美味しかった!ごちそうさま!」
悟天は満足そうな笑顔を湛え、お腹をさすっている。
その隣りでは、とっくに食事を終えたトランクスが一人思い悩んでいた。
「あ、そうだ。トランクス、ちょっといいかなー。」
ニカリと笑顔を向ける悟天に、トランクスは眉をピクリとさせると
「ここじゃ、あれだからさ。俺の部屋に行こうぜ。」
そう言って席を立つ悟天に続き、トランクスも渋々席から立ち上がると「ごちそうさまー。」「ごちそうさまでした・・・。」と言い残し、2人して悟天の部屋へと消えて行ったのだった。
そんな男2人に
「何よ、2人して。」
つまらなそうに見つめるパンに
「久し振りに会うんだから、2人で話したい事もあるのよ。」
と、ビーデルが宥める様に言うのを聞きながら
(悟天さん、頼んだわよ!!)
と、ブラはチラリとメディカを盗み見ながら、悟天に不甲斐ない兄を託すのだった。
そんないつもと変わらない表情を見せるメディカに、トランクスの胸の中は苦くなり、食べた物の味はほとんど分からなかった。
いつもの様に柔らかい笑顔を見せる彼女が、何故かやはり自分にだけあの笑顔を見せないのだと思うと胸が潰れそうになる。
そして彼女が自分に対して余所余所しい態度をとる原因を考えてみるが、思い当たる節はなく、トランクスは胸の内で大きな溜息を吐くのだった。
「あー、美味しかった!ごちそうさま!」
悟天は満足そうな笑顔を湛え、お腹をさすっている。
その隣りでは、とっくに食事を終えたトランクスが一人思い悩んでいた。
「あ、そうだ。トランクス、ちょっといいかなー。」
ニカリと笑顔を向ける悟天に、トランクスは眉をピクリとさせると
「ここじゃ、あれだからさ。俺の部屋に行こうぜ。」
そう言って席を立つ悟天に続き、トランクスも渋々席から立ち上がると「ごちそうさまー。」「ごちそうさまでした・・・。」と言い残し、2人して悟天の部屋へと消えて行ったのだった。
そんな男2人に
「何よ、2人して。」
つまらなそうに見つめるパンに
「久し振りに会うんだから、2人で話したい事もあるのよ。」
と、ビーデルが宥める様に言うのを聞きながら
(悟天さん、頼んだわよ!!)
と、ブラはチラリとメディカを盗み見ながら、悟天に不甲斐ない兄を託すのだった。