カルテ39
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上空まで行くと、悟天たちはだいぶ先の方を飛んでいた。
メディカを抱えているので追うことは諦め、ゆっくりとしたスピードで飛行を開始する。
チラリと視線を下げると、伏し目がちな彼女の顔はあまりにも近く、顔中に熱が集まってくるのが分かりトランクスは慌てて視線を戻した。
(お、落ち着け、俺・・・。)
自分に言い聞かせながらも、鼻先を掠めるメディカの香りに、動揺を隠せない。
そして、メディカの方も平常心を保つのに必死になっていた。
悟天の時と違い、妙に心臓が落ち着かない。
トランクスの逞しい胸や彼の香り、そして視線を上げると近くに見える整った顔。
メディカの方も顔中に熱が集まってくるのを感じ、1人顔を赤く染めるのだった。
眼下に広がる緑の木々、夕焼け色に染まる空。そして飛ぶことによって全身を撫でていく心地良い風。
そんな、とても良い雰囲気にも関わらず、2人を取り巻く空気は重く沈黙が続いていた。
「あ、あの・・・。すみません・・・トランクスさん。重たいですよね・・・。」
その雰囲気に耐えきれず、沈黙を破ったのはメディカだった。
その声に
「い、いえ・・・!大丈夫ですよ。あの・・・それより怖くないですか・・・?」
視線を下げ尋ねると
「は、はい。大丈夫です。」
と、少し恥ずかしそうな顔で答えるメディカの、その顔に頬を染めながら
「絶対離したりしませんから、安心して下さい!」
そう言ってトランクスが腕に力を入れ、再び視線を落としたその時だった。
メディカを抱えているので追うことは諦め、ゆっくりとしたスピードで飛行を開始する。
チラリと視線を下げると、伏し目がちな彼女の顔はあまりにも近く、顔中に熱が集まってくるのが分かりトランクスは慌てて視線を戻した。
(お、落ち着け、俺・・・。)
自分に言い聞かせながらも、鼻先を掠めるメディカの香りに、動揺を隠せない。
そして、メディカの方も平常心を保つのに必死になっていた。
悟天の時と違い、妙に心臓が落ち着かない。
トランクスの逞しい胸や彼の香り、そして視線を上げると近くに見える整った顔。
メディカの方も顔中に熱が集まってくるのを感じ、1人顔を赤く染めるのだった。
眼下に広がる緑の木々、夕焼け色に染まる空。そして飛ぶことによって全身を撫でていく心地良い風。
そんな、とても良い雰囲気にも関わらず、2人を取り巻く空気は重く沈黙が続いていた。
「あ、あの・・・。すみません・・・トランクスさん。重たいですよね・・・。」
その雰囲気に耐えきれず、沈黙を破ったのはメディカだった。
その声に
「い、いえ・・・!大丈夫ですよ。あの・・・それより怖くないですか・・・?」
視線を下げ尋ねると
「は、はい。大丈夫です。」
と、少し恥ずかしそうな顔で答えるメディカの、その顔に頬を染めながら
「絶対離したりしませんから、安心して下さい!」
そう言ってトランクスが腕に力を入れ、再び視線を落としたその時だった。