カルテ37
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悟天の少し後ろを飛びながら、トランクスは前を飛ぶ2人が気になって仕方がなかった。
(・・・悟天の奴!)
と、悟天の行動が信じられず、トランクスはかなり不機嫌になっていた。と、同時に悟天の様に行動力も勇気もない自分自身が腹立たしかった。
イライラと不安とが入り乱れた落ち着かない思いを抱え飛んでいると
「悟天さんとお姉ちゃん、何だか楽しそうねー。お兄ちゃん、ボヤボヤしてると悟天さんに持って行かれちゃうわよ。」
スッと寄って来て囁くブラを睨むと、ブラはクスッと目を細め離れて行った。
目の前を飛ぶ2人の笑う声が聞こえる度に、胸が苦しくなり、トランクスはメディカをパオズ山に誘ったブラやブルマを恨めしく思った。
それとも、こうなる事が分かっていてメディカをパオズ山へ行く様に仕向けたのか・・・。
それは、悟天をダシに使っての2人からの「早くしろ!」というサインなのかもしれないが、トランクスにはまだとても想いを打ち明ける事など考えられなかった。
そんなことをフツフツと思っていると、悟天が高度を落とし始め、緑が生い茂る深い山の方へと下り始めた。
すると、広葉樹が覆い尽くす山の間から、陽に照らされキラキラと反射した一筋の流れが見え、上空からでしか確認出来ないだろうその光の筋を見るなり
「あら、素敵じゃない!」
と、ブラが声を上げた。
「でしょ!おじいちゃんに教えてもらったのよ!!近くで見ると、もっとすっごくキレイなんだから!」
そう言うパンを先頭に、一行はゆっくりと滝の方へ高度を落として行くのだった。
(・・・悟天の奴!)
と、悟天の行動が信じられず、トランクスはかなり不機嫌になっていた。と、同時に悟天の様に行動力も勇気もない自分自身が腹立たしかった。
イライラと不安とが入り乱れた落ち着かない思いを抱え飛んでいると
「悟天さんとお姉ちゃん、何だか楽しそうねー。お兄ちゃん、ボヤボヤしてると悟天さんに持って行かれちゃうわよ。」
スッと寄って来て囁くブラを睨むと、ブラはクスッと目を細め離れて行った。
目の前を飛ぶ2人の笑う声が聞こえる度に、胸が苦しくなり、トランクスはメディカをパオズ山に誘ったブラやブルマを恨めしく思った。
それとも、こうなる事が分かっていてメディカをパオズ山へ行く様に仕向けたのか・・・。
それは、悟天をダシに使っての2人からの「早くしろ!」というサインなのかもしれないが、トランクスにはまだとても想いを打ち明ける事など考えられなかった。
そんなことをフツフツと思っていると、悟天が高度を落とし始め、緑が生い茂る深い山の方へと下り始めた。
すると、広葉樹が覆い尽くす山の間から、陽に照らされキラキラと反射した一筋の流れが見え、上空からでしか確認出来ないだろうその光の筋を見るなり
「あら、素敵じゃない!」
と、ブラが声を上げた。
「でしょ!おじいちゃんに教えてもらったのよ!!近くで見ると、もっとすっごくキレイなんだから!」
そう言うパンを先頭に、一行はゆっくりと滝の方へ高度を落として行くのだった。