カルテ37
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「トランクス君、お疲れ様。飛行機で来るなんて久し振りだから疲れたんじゃない?」
そのビーデルの言葉にギクッとし、思わずメディカの方に目を遣った。
しかし、悟天と話していることで聞こえていないようで、ホッと安堵の表情を見せると
「あら。まだ知らないの?」
ビーデルはトランクスのその表情に気付き、こっそりと耳打ちすると、トランクスは「え、ええ・・・。」と、小さく答えるのだった。
隠しているわけではない。
だが、敢えて教える必要もない。
トランクスの不安は悟天の他にもう1つ、自分たちの持つこの力にあった。
この力を見せることで、彼女が恐れ自分から離れてしまうのではないかとそれが怖かった。
そんな事を1人思っていると
「まったく、悟空さは・・・!せっかくトランクスたちが来てくれたっていうのに、修行さ行っちまって!1度出て行くといつ帰って来るか分からねぇからなぁ!」
と、ぼやくチチに
「そうなんですか・・・。」
と、メディカは残念そうに答えている。
しかし、そんな彼女とは裏腹に、トランクスはそのチチの言葉に1人胸を撫で下ろすのだった。
悟空がいれば、きっと修行の相手をさせられるのは間違いなく・・・。そうなれば、メディカに自分たちの人並み外れたこの力を晒すことになる。
いつかはメディカに自分たちの事を知って欲しいとは思うが、それはもう少し仲が深まってからでいいと考えていた。
(悟空さん、どうか帰って来ないで下さい・・・!)
トランクスはそう強く願いながら、コーヒーを啜るのであった。
そのビーデルの言葉にギクッとし、思わずメディカの方に目を遣った。
しかし、悟天と話していることで聞こえていないようで、ホッと安堵の表情を見せると
「あら。まだ知らないの?」
ビーデルはトランクスのその表情に気付き、こっそりと耳打ちすると、トランクスは「え、ええ・・・。」と、小さく答えるのだった。
隠しているわけではない。
だが、敢えて教える必要もない。
トランクスの不安は悟天の他にもう1つ、自分たちの持つこの力にあった。
この力を見せることで、彼女が恐れ自分から離れてしまうのではないかとそれが怖かった。
そんな事を1人思っていると
「まったく、悟空さは・・・!せっかくトランクスたちが来てくれたっていうのに、修行さ行っちまって!1度出て行くといつ帰って来るか分からねぇからなぁ!」
と、ぼやくチチに
「そうなんですか・・・。」
と、メディカは残念そうに答えている。
しかし、そんな彼女とは裏腹に、トランクスはそのチチの言葉に1人胸を撫で下ろすのだった。
悟空がいれば、きっと修行の相手をさせられるのは間違いなく・・・。そうなれば、メディカに自分たちの人並み外れたこの力を晒すことになる。
いつかはメディカに自分たちの事を知って欲しいとは思うが、それはもう少し仲が深まってからでいいと考えていた。
(悟空さん、どうか帰って来ないで下さい・・・!)
トランクスはそう強く願いながら、コーヒーを啜るのであった。