カルテ36
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トランクスに嫌われることを恐れている自分を自覚すると、彼に対して特別な感情を持ち始めていることに、メディカは改めて気付かされるのだった。
一方、母と交わした会話をメディカが聞いており、そんな誤解をしている事など知らないトランクスは、ビーデルと共に家の中に入って行くメディカを複雑な表情で見つめていた。
正直、メディカにはここには来て欲しくなかった。
ここに来れば悟天がいるのだ。
もしかすると彼女が悟天を・・・。という不安があった。
昨日の様に、自分だけが彼女を独占しておきたかった。あの笑顔を自分だけに向けて欲しい・・・。
そんな想いが、トランクスの心を支配していた。
が、そんな独占欲が罷り通る筈もなく、トランクスは心の中で溜息を吐くと、孫家へと足を踏み入れたのだった。
「メディカちゃん!いっしゃい!!」
満面の笑みで彼女を迎える悟天に、トランクスは眉を寄せた。
「悟天君、こんにちは!お邪魔します。」
その、メディカの声に心がやはり穏やかではなくなってくる。
「トランクス、メディカさ。よく来てくれただなー。何もねぇけど、ゆっくりして行ってけれ。」
にこやかに迎えてくれるチチに
「チチさん。お世話になります。」
と、トランクスは何とか笑顔を作ると、それに続いて
「あの、お世話になります。すみません、私までお邪魔してしまって・・・。」
と、メディカの申し訳なさそうな声が聞こえて来た。
一方、母と交わした会話をメディカが聞いており、そんな誤解をしている事など知らないトランクスは、ビーデルと共に家の中に入って行くメディカを複雑な表情で見つめていた。
正直、メディカにはここには来て欲しくなかった。
ここに来れば悟天がいるのだ。
もしかすると彼女が悟天を・・・。という不安があった。
昨日の様に、自分だけが彼女を独占しておきたかった。あの笑顔を自分だけに向けて欲しい・・・。
そんな想いが、トランクスの心を支配していた。
が、そんな独占欲が罷り通る筈もなく、トランクスは心の中で溜息を吐くと、孫家へと足を踏み入れたのだった。
「メディカちゃん!いっしゃい!!」
満面の笑みで彼女を迎える悟天に、トランクスは眉を寄せた。
「悟天君、こんにちは!お邪魔します。」
その、メディカの声に心がやはり穏やかではなくなってくる。
「トランクス、メディカさ。よく来てくれただなー。何もねぇけど、ゆっくりして行ってけれ。」
にこやかに迎えてくれるチチに
「チチさん。お世話になります。」
と、トランクスは何とか笑顔を作ると、それに続いて
「あの、お世話になります。すみません、私までお邪魔してしまって・・・。」
と、メディカの申し訳なさそうな声が聞こえて来た。