カルテ33
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カプセルコーポから図書館までは歩いて20分程で、博物館や美術館などの公共施設が集まる一角にあった。
2人はカプセルコーポを出ると、日差しが照りつける大通りを抜け、少し入った通りを歩いていた。
「ここなら、少しは涼しいかなと思ったんです。」
と、メディカに連れられ入った通りは、右手に見えるビルと街路樹が丁度日差しを遮っていて、大通りに比べるとかなり涼しかった。
「この時間だけ、影ができるんですね。」
トランクスが、ギラギラと目を眩ます様な光を見事に遮るビルを見上げると
「そうなんです。この間発見したんですよ!」
少し得意げに言うメディカが微笑ましく、トランクスは思わず表情を緩ませた。
「この通り、あまり知られてないみたいで、秘密の道みたいで好きなんです。私、発見した時スゴク嬉しくて!早く誰かに教えたかったんです。」
確かに夏のこの時間ということもあり、人の姿と言えば、前方でベビーカーを押す親子連れの姿ぐらいだ。
「メディカさんに教えてもらわなかったら、きっと知らないままでしたよ。」
「ふふ。ちょっと得した気分になりますよね。」
「ええ。メディカさんのおかげです。でも、俺は誰にも教えたくないな。」
「えっ、どうしてですか?」
「俺、独り占めしたいタイプなんですよ。」
「そうなんですか?!ちょっと意外です。トランクスさんはいい事は共有するイメージだったから・・・。」
「そうですか?俺、意外と独りで楽しむタイプですよ。ま、ただ意地悪なだけかもしれませんけど。」
2人はカプセルコーポを出ると、日差しが照りつける大通りを抜け、少し入った通りを歩いていた。
「ここなら、少しは涼しいかなと思ったんです。」
と、メディカに連れられ入った通りは、右手に見えるビルと街路樹が丁度日差しを遮っていて、大通りに比べるとかなり涼しかった。
「この時間だけ、影ができるんですね。」
トランクスが、ギラギラと目を眩ます様な光を見事に遮るビルを見上げると
「そうなんです。この間発見したんですよ!」
少し得意げに言うメディカが微笑ましく、トランクスは思わず表情を緩ませた。
「この通り、あまり知られてないみたいで、秘密の道みたいで好きなんです。私、発見した時スゴク嬉しくて!早く誰かに教えたかったんです。」
確かに夏のこの時間ということもあり、人の姿と言えば、前方でベビーカーを押す親子連れの姿ぐらいだ。
「メディカさんに教えてもらわなかったら、きっと知らないままでしたよ。」
「ふふ。ちょっと得した気分になりますよね。」
「ええ。メディカさんのおかげです。でも、俺は誰にも教えたくないな。」
「えっ、どうしてですか?」
「俺、独り占めしたいタイプなんですよ。」
「そうなんですか?!ちょっと意外です。トランクスさんはいい事は共有するイメージだったから・・・。」
「そうですか?俺、意外と独りで楽しむタイプですよ。ま、ただ意地悪なだけかもしれませんけど。」