カルテ33
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時計を見ると約束の11時が近くなってきている。
トランクスは、そわそわする気持ちを落ち着かせる様に深呼吸をしてから部屋を出た。
デート(と思いたい)をするのはいつ以来だろうか・・・。
最後に行った場所は確か映画館だった気がする。しかし誰とだったか記憶は曖昧だ。
(覚えてないって、どうなんだ俺・・・。)
自分に突っ込みつつ玄関へ向かうと、今日も暑さを感じさせる日差しが玄関ロビーを支配していた。
白く照らされた場所を避け、トランクスは陰になっている背の高い観葉植物の隣りに背を預けた。
(・・・デートくらいで緊張するなんて・・・。らしくないな。)
苦笑いを浮かべていると
「すみません!お待たせしてしまって・・・!!」
という声が聞こえ、その声の方を向くと眉を寄せたメディカの姿があった。
「いえ、今来たところですから。」
安心させる様に言うと
「よかった・・・。それじゃあ、行きましょうか。」
メディカがホッとした表情を見せた後ニコリと微笑むと、2人は並んで玄関を出たのだった。
外へ一歩出ると、眩しい日差しと、そこかしこから聞こえる蝉の声で体感温度がぐっと上がった。
「エアカー、出しますね。」
トランクスがトートバッグからカプセルケースを取り出すと
「そんなに遠くないですし、歩きませんか?」
と言う、メディカから出た提案に、トランクスは少し驚いた顔をすると
「え、ええ・・・。」
と答え、カプセルケースをバッグの中へと戻すのだった。
トランクスは、そわそわする気持ちを落ち着かせる様に深呼吸をしてから部屋を出た。
デート(と思いたい)をするのはいつ以来だろうか・・・。
最後に行った場所は確か映画館だった気がする。しかし誰とだったか記憶は曖昧だ。
(覚えてないって、どうなんだ俺・・・。)
自分に突っ込みつつ玄関へ向かうと、今日も暑さを感じさせる日差しが玄関ロビーを支配していた。
白く照らされた場所を避け、トランクスは陰になっている背の高い観葉植物の隣りに背を預けた。
(・・・デートくらいで緊張するなんて・・・。らしくないな。)
苦笑いを浮かべていると
「すみません!お待たせしてしまって・・・!!」
という声が聞こえ、その声の方を向くと眉を寄せたメディカの姿があった。
「いえ、今来たところですから。」
安心させる様に言うと
「よかった・・・。それじゃあ、行きましょうか。」
メディカがホッとした表情を見せた後ニコリと微笑むと、2人は並んで玄関を出たのだった。
外へ一歩出ると、眩しい日差しと、そこかしこから聞こえる蝉の声で体感温度がぐっと上がった。
「エアカー、出しますね。」
トランクスがトートバッグからカプセルケースを取り出すと
「そんなに遠くないですし、歩きませんか?」
と言う、メディカから出た提案に、トランクスは少し驚いた顔をすると
「え、ええ・・・。」
と答え、カプセルケースをバッグの中へと戻すのだった。