カルテ32
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申し訳なさそうなメディカのこの表情を見るのは何度目だろうか。
トランクスが自分に向けられたその表情に頬を緩めていると、今、この部屋には自分とメディカの2人きりだということに気付き、共に緩みそうになる口元をグッと結ぶのだった。
母もブラもまだ起きて来る気配はなく、父は2、3日前から修行に出たきりで家には居ない・・・。
(もしかして、これはチャンス・・・だよな・・・?)
そう思うと、隣りでテーブルに並べられた朝食を皿に取り分け始めたメディカを盗み見ながら喉が鳴った。
2人きりという状況を何とも思っていないのだろうメディカは、籠の中の数種類のパン達とにらめっこしている。
それを何となく寂しく思いながらも、緊張し始めた体と心で手にしたフォークを曲げてしまいそうになった。
メディカが動く度に香る甘い匂いにも敏感になってしまい、そわそわしながら
「あ、あの、メディカさん!」
と、勇気を振り絞り隣りのメディカに声を掛けると、やっと決まったらしく、パンを皿に載せたメディカが「はい?」と、微笑む様にトランクスへと顔を向けた。
「あの・・・休暇中は、その・・・何か予定はありますか?」
トランクスは体温が上がるのを嫌という程感じながら尋ねると
「特に予定はないんです・・・。」
と、メディカは弱い笑顔を向けるのだった。
その答えを聞くなり
「あの、もしよかったら・・・!」
と、更に勇気を振り絞り言葉を続けようとしたその時だった。
トランクスが自分に向けられたその表情に頬を緩めていると、今、この部屋には自分とメディカの2人きりだということに気付き、共に緩みそうになる口元をグッと結ぶのだった。
母もブラもまだ起きて来る気配はなく、父は2、3日前から修行に出たきりで家には居ない・・・。
(もしかして、これはチャンス・・・だよな・・・?)
そう思うと、隣りでテーブルに並べられた朝食を皿に取り分け始めたメディカを盗み見ながら喉が鳴った。
2人きりという状況を何とも思っていないのだろうメディカは、籠の中の数種類のパン達とにらめっこしている。
それを何となく寂しく思いながらも、緊張し始めた体と心で手にしたフォークを曲げてしまいそうになった。
メディカが動く度に香る甘い匂いにも敏感になってしまい、そわそわしながら
「あ、あの、メディカさん!」
と、勇気を振り絞り隣りのメディカに声を掛けると、やっと決まったらしく、パンを皿に載せたメディカが「はい?」と、微笑む様にトランクスへと顔を向けた。
「あの・・・休暇中は、その・・・何か予定はありますか?」
トランクスは体温が上がるのを嫌という程感じながら尋ねると
「特に予定はないんです・・・。」
と、メディカは弱い笑顔を向けるのだった。
その答えを聞くなり
「あの、もしよかったら・・・!」
と、更に勇気を振り絞り言葉を続けようとしたその時だった。