カルテ30
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「休暇の前ですし、美味しくお酒が飲めたんですね。」
そう言って微笑んだかと思うと
「あ、待ってて下さい。」
と何か思い出した様に、メディカはキッチンへと入って行った。
流水の音が聞こえ、しばらくして手にハンカチを持ったメディカはソファへと戻って来るなり
「首を冷やすと、酔いが醒めやすいんですよ。」
と言って、トランクスの隣に座ると、そ
の首筋に冷たいハンカチをそっと宛がった。
冷んやりとした感触に、一瞬身体の火照りは引いたのだが、隣りで首筋にハンカチを当てるメディカのせいで、また別の違った熱が上がっていくのを感じる。
そのまま沈黙が続き、トランクスが何とも言えない、この時間をもて余し始めた頃
「どうですか?」
と、至近距離で尋ねて来たメディカに
「そ、そうですね。少し醒めてきたかな・・・。」
と、早まる鼓動に気付かれぬ様、トランクスは視線を合わさずに正面を向きながら答えるのだった。
「よかった・・・。」
と、彼女の微笑みが視界の端に映ると、慌てて
「あ、あの、自分でしますから・・・!」
トランクスはそう言うと、メディカの手に触れぬように、パッとハンカチへと手を伸ばした。
「はい・・・じゃあ、お願いします。では、私は部屋に戻りますので。」
隣りで優しく微笑み「おやすみなさい。」と、ソファから離れて行こうとする彼女の手を掴みそうになるのを必死に抑え、トランクスは離れて行くメディカの背中に
「おやすみなさい・・・。」
と、名残惜しそうに声を掛けるのだった。
そう言って微笑んだかと思うと
「あ、待ってて下さい。」
と何か思い出した様に、メディカはキッチンへと入って行った。
流水の音が聞こえ、しばらくして手にハンカチを持ったメディカはソファへと戻って来るなり
「首を冷やすと、酔いが醒めやすいんですよ。」
と言って、トランクスの隣に座ると、そ
の首筋に冷たいハンカチをそっと宛がった。
冷んやりとした感触に、一瞬身体の火照りは引いたのだが、隣りで首筋にハンカチを当てるメディカのせいで、また別の違った熱が上がっていくのを感じる。
そのまま沈黙が続き、トランクスが何とも言えない、この時間をもて余し始めた頃
「どうですか?」
と、至近距離で尋ねて来たメディカに
「そ、そうですね。少し醒めてきたかな・・・。」
と、早まる鼓動に気付かれぬ様、トランクスは視線を合わさずに正面を向きながら答えるのだった。
「よかった・・・。」
と、彼女の微笑みが視界の端に映ると、慌てて
「あ、あの、自分でしますから・・・!」
トランクスはそう言うと、メディカの手に触れぬように、パッとハンカチへと手を伸ばした。
「はい・・・じゃあ、お願いします。では、私は部屋に戻りますので。」
隣りで優しく微笑み「おやすみなさい。」と、ソファから離れて行こうとする彼女の手を掴みそうになるのを必死に抑え、トランクスは離れて行くメディカの背中に
「おやすみなさい・・・。」
と、名残惜しそうに声を掛けるのだった。