彼女のお願い②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「えっ、その・・・いいですけど・・・。」
変に意識している事を必死で隠しながら、何とか答えると
「すみません・・・。変なことをお願いして・・・。」
俯き恥ずかしそうに答えるその姿に
「え、あ、いや!その、背中のどの辺りですか?」
と、上擦りそうな声で尋ねた。
「えっと、背中の真ん中辺りなんですけど・・・。」
背中をもぞもぞさせるその仕草を可愛いなと思いながら、躊躇いがちに伸ばした指をメディカの背中の真ん中辺りに当てがい
「こ、この辺りですか?」
「うーん・・・もう少し上です。」
「じゃ、じゃあ、ここですか?」
「・・・もうちょっと右かな。」
「えっと、この辺ですか?」
「んっ・・・もう少し右。」
と、痒みの元へ近付くごとに甘みが出てくるその声に、トランクスは本能が呼び起こされそうになるのを
(ダメだ!!耐えろ、耐えるんだ俺!!)
心の中で呪文の様に唱えながら、指を少し右へずらした。
その瞬間
「あっ・・・そこです!」
と、痒みの元を捕らえたらしく、今まで以上に甘みのある声と、ふっと力を抜いたその体に、トランクスの本能が解放されそうになったその時〝ジュワッ〝と焦げる音がして、トランクスはハッと意識を取り戻すと、慌ててコンロの火を止めたのだった。
具材の焦げる音と、動揺で自分の胸がドキドキと早く打つのを、何とか落ち着かせながら
(今のは本当に危なかった・・・!)
と、肩で息をするトランクスに
「す、すみません!料理中に!!」
というメディカの慌てる声がキッチンに響くのだった。
変に意識している事を必死で隠しながら、何とか答えると
「すみません・・・。変なことをお願いして・・・。」
俯き恥ずかしそうに答えるその姿に
「え、あ、いや!その、背中のどの辺りですか?」
と、上擦りそうな声で尋ねた。
「えっと、背中の真ん中辺りなんですけど・・・。」
背中をもぞもぞさせるその仕草を可愛いなと思いながら、躊躇いがちに伸ばした指をメディカの背中の真ん中辺りに当てがい
「こ、この辺りですか?」
「うーん・・・もう少し上です。」
「じゃ、じゃあ、ここですか?」
「・・・もうちょっと右かな。」
「えっと、この辺ですか?」
「んっ・・・もう少し右。」
と、痒みの元へ近付くごとに甘みが出てくるその声に、トランクスは本能が呼び起こされそうになるのを
(ダメだ!!耐えろ、耐えるんだ俺!!)
心の中で呪文の様に唱えながら、指を少し右へずらした。
その瞬間
「あっ・・・そこです!」
と、痒みの元を捕らえたらしく、今まで以上に甘みのある声と、ふっと力を抜いたその体に、トランクスの本能が解放されそうになったその時〝ジュワッ〝と焦げる音がして、トランクスはハッと意識を取り戻すと、慌ててコンロの火を止めたのだった。
具材の焦げる音と、動揺で自分の胸がドキドキと早く打つのを、何とか落ち着かせながら
(今のは本当に危なかった・・・!)
と、肩で息をするトランクスに
「す、すみません!料理中に!!」
というメディカの慌てる声がキッチンに響くのだった。