メディカがブラ、ブルマとの買い物を終え、ヘトヘトになった身体をカプセルコーポのリビングのソファで休ませていると

「はい、メディカちゃん。」

目の前のテーブルに、氷のカランという音と共にアイスコーヒーが置かれた。

「あ、すみませんブルマさん！」

崩れかけていた姿勢を慌てて正すメディカに

「疲れたでしょー？ゴメンね。ブラと買い物するといつもあちこち連れ回されるから、ホント疲れるったらありゃしないわ。」

そう愚痴るブルマに「いやいや・・・アナタもですよ、ブルマさん！」など言える筈もなく、苦笑いを浮かべていると

「メディカちゃんは自分の欲しい物ちゃんと買えた？あの、ワンピースもスカートも凄くメディカちゃんに似合ってたわよ。遠慮なんかしないで、買えばよかったのに。」

ブルマは不満そうな顔を向けた。

「い、いえ。そんな悪いです！同居させてもらってるのに服まで買って頂くなんて・・・！」

「ウチはお金が有り余ってるんだから、そんなこと気にしなくていいのに。」

こうもハッキリ言われると、嫌味もないなと思いながら

「いえ、今日は水着を買えただけで十分だったので。」

と、数年ぶりに購入した水着の話題を出すと

「あの水着すごくイイと思うわよ！メディカちゃんによく似合ってたもの。まぁ、何たって私とブラが選んだんだもの。似合ってるのは間違いないんだけど。さぁ、これで何時でも海に行けるわよ！あの水着でビーチにいれば、男が寄って来ること間違いなしよ！！」

ブルマはニヤリとしたり顔を浮かべるのだった。