星の王子サマ
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「えっ?!王子なんですか!!?」
驚愕の事実を知ったメディカは、片手に缶ビールを持ったまま唖然とした顔をブルマへと向けた。
「そうよ。王子だった、って過去形だけどね。」
そう言ってブルマは缶ビールをくいっと喉に流し込むと
「サイヤ人の住んでた星を、フリーザっていう最低最悪な奴に破壊されちゃってね。もう星もないし、純粋なサイヤ人自体ベジータと孫君くらいしかいないみたいだから、今更王子も何もないんだけど。」
と、続けた。
「星を破壊した」という想像もしたことのない台詞をさらっと言ってのけたブルマを呆然としながら見つめるが、ブルマは気にする様子もなく皿に載ったナッツを摘んで食べている。
星が破壊され生き残ったのは僅か2人―。
そんな映画の様な話しが実際あるのかと、なかなか現実離れしたその話しに頭がついていかない。
パオズ山でチチとビーデルにサイヤ人の話しは聞いたが、ベジータと悟空が純粋、悟飯・悟天・トランクス・ブラが地球人とのハーフ、そしてパンがクォーターということだけで、まさかサイヤ人の住む星が既に滅びていたことまでは知らなかった。
とても遠い昔話しを聞いた様に感慨深い思いを抱いていると
「ま、サイヤ人ていうのも野蛮な人種だから、他の星の人間にとったらいなくなって清々したんじゃないかしら。そもそもベジータだって地球を侵略しに来たんだし。」
また聞きづてならない事をさらっと言ってのけたブルマを、メディカは唖然としながら「もうこれはファンタジーの世界だ」と思って聞くことにしようと自分を納得させるのだった。
驚愕の事実を知ったメディカは、片手に缶ビールを持ったまま唖然とした顔をブルマへと向けた。
「そうよ。王子だった、って過去形だけどね。」
そう言ってブルマは缶ビールをくいっと喉に流し込むと
「サイヤ人の住んでた星を、フリーザっていう最低最悪な奴に破壊されちゃってね。もう星もないし、純粋なサイヤ人自体ベジータと孫君くらいしかいないみたいだから、今更王子も何もないんだけど。」
と、続けた。
「星を破壊した」という想像もしたことのない台詞をさらっと言ってのけたブルマを呆然としながら見つめるが、ブルマは気にする様子もなく皿に載ったナッツを摘んで食べている。
星が破壊され生き残ったのは僅か2人―。
そんな映画の様な話しが実際あるのかと、なかなか現実離れしたその話しに頭がついていかない。
パオズ山でチチとビーデルにサイヤ人の話しは聞いたが、ベジータと悟空が純粋、悟飯・悟天・トランクス・ブラが地球人とのハーフ、そしてパンがクォーターということだけで、まさかサイヤ人の住む星が既に滅びていたことまでは知らなかった。
とても遠い昔話しを聞いた様に感慨深い思いを抱いていると
「ま、サイヤ人ていうのも野蛮な人種だから、他の星の人間にとったらいなくなって清々したんじゃないかしら。そもそもベジータだって地球を侵略しに来たんだし。」
また聞きづてならない事をさらっと言ってのけたブルマを、メディカは唖然としながら「もうこれはファンタジーの世界だ」と思って聞くことにしようと自分を納得させるのだった。