カルテ64
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初めて入る応接室は、やはり客人をもてなす部屋とあって、艶のある黒い本皮の立派な応接セットや有名な画家の絵画が飾られている格調の高い空間となっていた。
「どうぞ、お座りになって下さい。飲み物を淹れて来ますから。」
「ああ、すみません。あまりお気遣いなく。」
「あ、ブルマさん!私が淹れて来ます。」
そう言って部屋を出ようとするメディカに
「いいのよ。メディカちゃんは座ってなさい。久し振りにお父様と会ったんだから、話すこともあるでしょ。」
ブルマはそう言うと、ブラを連れて応接室を出て行った。
久し振りに会った父と、こうして2人きりになるのは少し照れ臭いが、メディカはソファに座る父の隣りに腰を下ろすと
「お父さんも元気そうで安心した。診療所はどう?患者さん増えてるって言ってたけど・・・。」
「ああ、そうだな・・・。父さんも含め、町はだいぶ高齢化してきてるからね。もう1人くらいドクターを派遣してくれるよう頼んではいるんだが。」
「そう・・・。お父さん、あんまり無理しないでね。医者の不養生なんてことになったら、町のみんなも困るんだから!」
「そうだな・・・。」
とだけ言って小さく笑う父の、続く言葉を待っていると
「それより、西の都の病院はどうだ?大きい病院だから、色々と大変だろ。」
ニヤリとした悪戯っぽい笑顔を向けられ、メディカは苦笑いすると、ハードな研修医生活の報告を始めるのだった。
しばらくすると〝コンコン〝とドアがノックされ、コーヒーとお菓子を持ったブルマとブラが戻って来た。
「どうぞ、お座りになって下さい。飲み物を淹れて来ますから。」
「ああ、すみません。あまりお気遣いなく。」
「あ、ブルマさん!私が淹れて来ます。」
そう言って部屋を出ようとするメディカに
「いいのよ。メディカちゃんは座ってなさい。久し振りにお父様と会ったんだから、話すこともあるでしょ。」
ブルマはそう言うと、ブラを連れて応接室を出て行った。
久し振りに会った父と、こうして2人きりになるのは少し照れ臭いが、メディカはソファに座る父の隣りに腰を下ろすと
「お父さんも元気そうで安心した。診療所はどう?患者さん増えてるって言ってたけど・・・。」
「ああ、そうだな・・・。父さんも含め、町はだいぶ高齢化してきてるからね。もう1人くらいドクターを派遣してくれるよう頼んではいるんだが。」
「そう・・・。お父さん、あんまり無理しないでね。医者の不養生なんてことになったら、町のみんなも困るんだから!」
「そうだな・・・。」
とだけ言って小さく笑う父の、続く言葉を待っていると
「それより、西の都の病院はどうだ?大きい病院だから、色々と大変だろ。」
ニヤリとした悪戯っぽい笑顔を向けられ、メディカは苦笑いすると、ハードな研修医生活の報告を始めるのだった。
しばらくすると〝コンコン〝とドアがノックされ、コーヒーとお菓子を持ったブルマとブラが戻って来た。