カルテ61
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(クソー・・・!何でチョキなんか出したんだ俺・・・!!)
リビングのソファに1人座るトランクスは、恨めしそうに己の右手を睨みつけていた。
キッチンからはメディカと悟天の楽しそうに話す声が聞こえてくる。
じゃんけんで食器の後片付けを決めることとなり、その勝負にトランクスは不覚にも勝ってしまった。
悟天さえ来なければ、この後片付けの時間も2人の仲を縮める絶好のチャンスだったというのに・・・。そう思うと、何の罪もないパンをただ恨めしく思ってしまう。
気を紛らわせようとテレビをつけたが、聞こえてくる2人の楽しそうな声ばかりが気になり、テレビの内容など全く頭に入ってこなかった。
「あー、終わった終わった!」
と、悟天が満面の笑みと共に大袈裟に伸びをしながらキッチンから現れると、そんな親友をジロリと睨んだ。
「あ・・・メディカちゃんがコーヒー淹れてくれるってさ。」
バツ悪そうな顔をした悟天だったが、すぐに考えを改めたようで
「そんな顔するなよー。俺が来るまでは2人きりだったんだろ?デートまでしたくせに。チェッ、いいよな。」
口を尖らせた。
「悟天が来なきゃ、本当なら今も2人きりだったんだぞ!」
小声でぼやくと
「フーン・・・。それで?俺が来なかったら何するつもりだったんだよ。」
ニヤリとしたその顔に
「な、何って!?べ、別に・・・ただ・・・話したりするだけだよ。」
明らかに動揺している親友に
「ホントかなー・・・。」
と、悟天はニヤニヤとからかう様に疑いの眼差しを向けるのだった。
リビングのソファに1人座るトランクスは、恨めしそうに己の右手を睨みつけていた。
キッチンからはメディカと悟天の楽しそうに話す声が聞こえてくる。
じゃんけんで食器の後片付けを決めることとなり、その勝負にトランクスは不覚にも勝ってしまった。
悟天さえ来なければ、この後片付けの時間も2人の仲を縮める絶好のチャンスだったというのに・・・。そう思うと、何の罪もないパンをただ恨めしく思ってしまう。
気を紛らわせようとテレビをつけたが、聞こえてくる2人の楽しそうな声ばかりが気になり、テレビの内容など全く頭に入ってこなかった。
「あー、終わった終わった!」
と、悟天が満面の笑みと共に大袈裟に伸びをしながらキッチンから現れると、そんな親友をジロリと睨んだ。
「あ・・・メディカちゃんがコーヒー淹れてくれるってさ。」
バツ悪そうな顔をした悟天だったが、すぐに考えを改めたようで
「そんな顔するなよー。俺が来るまでは2人きりだったんだろ?デートまでしたくせに。チェッ、いいよな。」
口を尖らせた。
「悟天が来なきゃ、本当なら今も2人きりだったんだぞ!」
小声でぼやくと
「フーン・・・。それで?俺が来なかったら何するつもりだったんだよ。」
ニヤリとしたその顔に
「な、何って!?べ、別に・・・ただ・・・話したりするだけだよ。」
明らかに動揺している親友に
「ホントかなー・・・。」
と、悟天はニヤニヤとからかう様に疑いの眼差しを向けるのだった。