カルテ60
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「ありがとうございます。荷物持って頂いて・・・。」
「いいえ。これくらい。」
買った食料品を片手で抱えながらトランクスはにこりと微笑むと、ポケットからカプセルを取り出しポンと投げた。
そして現れた小型の赤いオープンカーのトランクに荷物を仕舞うと、自分たちも車に乗り込みショッピングモールを後にした。
照りつける太陽で、来る時は濡れて濃い色をしていた道路はすっかり乾き、水溜りもその姿をほとんど消している。
ダッシュボードに備え付けられた時計は3:20と表示され、反対車線を見ればショッピングモールへ向かうだろう車やエアカーで渋滞が起き始めていた。
そんな、土曜の昼下がりにありがちな光景を横目に、赤いオープンカーはカプセルコーポレーション目指し、さほど混んでいない道を快適に走り抜けるのだった。
「あまり店内を見れませんでしたけど、よかったですか?」
「はい、大丈夫ですよ。買い物には、休暇の時にブラちゃんたちと行きましたし。また、別の機会に行きますから。」
「それじゃあ、今度行く時はゆっくり回りましょうか。広いから一日中居れそうですし。」
何も考えずに口走ってしまった言葉の意味に気付いたのは、数秒経ってからだった。
自分が何を言ったのか理解すると、顔が熱くなりハンドルを持つ手が固まった。
隣りのメディカの反応を窺うことも出来ずただ前を向いていると
「いいんですか・・・?」
窺う様な顔が視界の端に見え
「もちろんです!また行きましょう!!」
トランクスは声に嬉しさを滲ませながら、頬を染め答えるのだった。
「いいえ。これくらい。」
買った食料品を片手で抱えながらトランクスはにこりと微笑むと、ポケットからカプセルを取り出しポンと投げた。
そして現れた小型の赤いオープンカーのトランクに荷物を仕舞うと、自分たちも車に乗り込みショッピングモールを後にした。
照りつける太陽で、来る時は濡れて濃い色をしていた道路はすっかり乾き、水溜りもその姿をほとんど消している。
ダッシュボードに備え付けられた時計は3:20と表示され、反対車線を見ればショッピングモールへ向かうだろう車やエアカーで渋滞が起き始めていた。
そんな、土曜の昼下がりにありがちな光景を横目に、赤いオープンカーはカプセルコーポレーション目指し、さほど混んでいない道を快適に走り抜けるのだった。
「あまり店内を見れませんでしたけど、よかったですか?」
「はい、大丈夫ですよ。買い物には、休暇の時にブラちゃんたちと行きましたし。また、別の機会に行きますから。」
「それじゃあ、今度行く時はゆっくり回りましょうか。広いから一日中居れそうですし。」
何も考えずに口走ってしまった言葉の意味に気付いたのは、数秒経ってからだった。
自分が何を言ったのか理解すると、顔が熱くなりハンドルを持つ手が固まった。
隣りのメディカの反応を窺うことも出来ずただ前を向いていると
「いいんですか・・・?」
窺う様な顔が視界の端に見え
「もちろんです!また行きましょう!!」
トランクスは声に嬉しさを滲ませながら、頬を染め答えるのだった。