カルテ28
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「いや・・・。その・・・俺の方こそ、すみません・・・。偉そうなことを言ってしまって・・・。」
バツが悪そうに、トランクスが表情を歪めると
「そんなこと!・・・そんなことありません。私、本当にトランクスさんに感謝してるんです。」
メディカの自分を見る真っ直ぐな眼差しに、彼女の言葉が嘘ではないと感じると、トランクスの曇っていた心の中に少し晴れ間が覗いた気がした。
「それで・・・トランクスさんに何かお礼をしたいと思って・・・。あの、これ・・・よかったら食べて下さい。」
メディカはトランクスを見上げると、小さな紙袋を、ついっとトランクスの前に差し出した。
「俺に、ですか・・・?」
「はい・・・。お店の物みたいに美味しくはないと思いますけど・・・。」
少し眉を寄せて笑うメディカの言葉に
「えっ・・・?!もしかして、メディカさんが作ったんですか?!」
トランクスが目を見開くと
「はい・・・。あ、ホントにお口に合わなかったらゴメンナサイ!」
益々眉を寄せ、慌てた様に言うメディカに
「い、いえ、そんな!嬉しいです!!」
思わず本音が出てしまい、顔が熱を持つのを感じながら
「では・・・遠慮なく頂きます。」
と、差し出された紙袋を受け取るのだった。
熱を帯びた顔のままメディカを見ると、安心した様な、柔らかい笑顔を浮かべている。
その笑顔に、トランクスの心の中を覆っていたものは完全に散っていったのだった。
バツが悪そうに、トランクスが表情を歪めると
「そんなこと!・・・そんなことありません。私、本当にトランクスさんに感謝してるんです。」
メディカの自分を見る真っ直ぐな眼差しに、彼女の言葉が嘘ではないと感じると、トランクスの曇っていた心の中に少し晴れ間が覗いた気がした。
「それで・・・トランクスさんに何かお礼をしたいと思って・・・。あの、これ・・・よかったら食べて下さい。」
メディカはトランクスを見上げると、小さな紙袋を、ついっとトランクスの前に差し出した。
「俺に、ですか・・・?」
「はい・・・。お店の物みたいに美味しくはないと思いますけど・・・。」
少し眉を寄せて笑うメディカの言葉に
「えっ・・・?!もしかして、メディカさんが作ったんですか?!」
トランクスが目を見開くと
「はい・・・。あ、ホントにお口に合わなかったらゴメンナサイ!」
益々眉を寄せ、慌てた様に言うメディカに
「い、いえ、そんな!嬉しいです!!」
思わず本音が出てしまい、顔が熱を持つのを感じながら
「では・・・遠慮なく頂きます。」
と、差し出された紙袋を受け取るのだった。
熱を帯びた顔のままメディカを見ると、安心した様な、柔らかい笑顔を浮かべている。
その笑顔に、トランクスの心の中を覆っていたものは完全に散っていったのだった。