カルテ59
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目的の4階へと着き扉が開くと、溜まっていた水が一気にあふれ出すようにエレベーターの外へと人が流れ出て行く。
密封状態のエレベーター内で奥へと追いやられ、しかも緊張状態だった2人はやっとその状態から解放されると(ふぅ・・・。)と、お互い密かに息を吐きながら外へと出た。
1階から4階まで上がるたった僅かな時間に、これ程までに理性を揺さぶり動揺させる出来事が起こるなど思ってもいなかったトランクスは、未だにドキドキと高鳴る鼓動を何とか抑えながら
「だ、大丈夫でしたか?」
と、隣りを見ると
「は、はい・・・。何とか・・・。」
頬を染める彼女は苦笑いを浮べていた。
その染まった頬の色の意味を知りたいと強く思うも(自意識過剰だろ・・・)という声が聞こえ、言葉を飲み込んだ。
一方メディカも、胸の高鳴りを静め、顔に集まった熱を発散させるのに必死になっていた。
抱きしめられているのかと思う程の、トランクスとの距離の近さに動揺し、まださっきの緊張が解けずに固まっていると
「やっぱり、混んでますね・・・。色々な店が入ってるみたいですけど、何を食べましょうか?」
と、行列を作る店舗を眺めるトランクスの声で我に返った。
「どこも並んでて、すぐには食べられそうにないですね・・・。」
冷静を装いながら、困った様に微笑むと
「とりあえず、もう少し歩いて見てみましょうか。」
「そうですね。あっちに、フードコートもあるみたいですし。歩きながら考えましょうか。」
そう言って微笑むと、2人は飲食店の並ぶフロアの奥へと向かって歩き出した。
密封状態のエレベーター内で奥へと追いやられ、しかも緊張状態だった2人はやっとその状態から解放されると(ふぅ・・・。)と、お互い密かに息を吐きながら外へと出た。
1階から4階まで上がるたった僅かな時間に、これ程までに理性を揺さぶり動揺させる出来事が起こるなど思ってもいなかったトランクスは、未だにドキドキと高鳴る鼓動を何とか抑えながら
「だ、大丈夫でしたか?」
と、隣りを見ると
「は、はい・・・。何とか・・・。」
頬を染める彼女は苦笑いを浮べていた。
その染まった頬の色の意味を知りたいと強く思うも(自意識過剰だろ・・・)という声が聞こえ、言葉を飲み込んだ。
一方メディカも、胸の高鳴りを静め、顔に集まった熱を発散させるのに必死になっていた。
抱きしめられているのかと思う程の、トランクスとの距離の近さに動揺し、まださっきの緊張が解けずに固まっていると
「やっぱり、混んでますね・・・。色々な店が入ってるみたいですけど、何を食べましょうか?」
と、行列を作る店舗を眺めるトランクスの声で我に返った。
「どこも並んでて、すぐには食べられそうにないですね・・・。」
冷静を装いながら、困った様に微笑むと
「とりあえず、もう少し歩いて見てみましょうか。」
「そうですね。あっちに、フードコートもあるみたいですし。歩きながら考えましょうか。」
そう言って微笑むと、2人は飲食店の並ぶフロアの奥へと向かって歩き出した。