カルテ58
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このショッピングモールは地下1階、地上4階建てとなっていて、目的の飲食店やフードコートは最上階の4階となっていた。
トランクスとメディカはエレベータに乗って、時間的に一番混雑しているだろう4階を目指した。
20人程が乗れるエレベーターは、ショッピングカートなども入れるように、かなり広い造りになっている。
自分たちを含め5人程しか乗っていないエレベーター内の奥に立つと、誰かが押しただろう停止することを示す「4F」の文字が光るのを見つめた。
その時ふと、隣から香る甘い匂いが鼻を掠め、トランクスはドキッとした。
先程の車内でも近く感じたが、こうして隣に並ぶとやはり意識してしまう。
お互いの肩が触れ合う様なこの距離に、ドキドキしながら、ちらりとメディカを見たが、彼女は依然エレベータードア上にある、停止する階を示す数字を見つめていた。
エレベーターが上に上がっていく浮遊感と、自分の浮付いた気持ちがリンクしている様な気がして、落ち着かなく感じていたところでエレベーターは2階で停止した。
そして、停止した「2F」の文字がチカチカと点滅し扉が開いたその瞬間、人が波の様に押し寄せて来て、奥にいたトランクスとメディカは人々の勢いに押され、エレベータ内の壁際まで追いやられてしまった。
気付けばトランクスはメディカを人々から庇う様に、壁に手をつく体勢になっており、すぐ真下から香るメディカの髪の香りと視線を下げるとすぐ近くにある彼女の顔に、一瞬にして体全体が熱くなった。
トランクスとメディカはエレベータに乗って、時間的に一番混雑しているだろう4階を目指した。
20人程が乗れるエレベーターは、ショッピングカートなども入れるように、かなり広い造りになっている。
自分たちを含め5人程しか乗っていないエレベーター内の奥に立つと、誰かが押しただろう停止することを示す「4F」の文字が光るのを見つめた。
その時ふと、隣から香る甘い匂いが鼻を掠め、トランクスはドキッとした。
先程の車内でも近く感じたが、こうして隣に並ぶとやはり意識してしまう。
お互いの肩が触れ合う様なこの距離に、ドキドキしながら、ちらりとメディカを見たが、彼女は依然エレベータードア上にある、停止する階を示す数字を見つめていた。
エレベーターが上に上がっていく浮遊感と、自分の浮付いた気持ちがリンクしている様な気がして、落ち着かなく感じていたところでエレベーターは2階で停止した。
そして、停止した「2F」の文字がチカチカと点滅し扉が開いたその瞬間、人が波の様に押し寄せて来て、奥にいたトランクスとメディカは人々の勢いに押され、エレベータ内の壁際まで追いやられてしまった。
気付けばトランクスはメディカを人々から庇う様に、壁に手をつく体勢になっており、すぐ真下から香るメディカの髪の香りと視線を下げるとすぐ近くにある彼女の顔に、一瞬にして体全体が熱くなった。