カルテ56
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メディカと待ち合わせをした玄関ロビーに、約束の時間よりも10分前にやって来たトランクスは、以前と同じ様に壁に背を預けそわそわしていた。
咄嗟にメディカを食事に誘っていた自分に驚いたが、それよりまさかOKをもらえて、こうしてデートにありつけたことが夢の様で、浮き足立った状態が続いている。
朝から降っていた雨は止み、空は明るくなり始めている。
そんな空の様子が自分の心を映しているかの様で、トランクスは外に出ると思いっきり表情を緩ませた。
(よくやったぞ!俺!!)
と、笑顔を深めながら拳を握る。
1人ニヤニヤしながら、これから訪れるであろう幸せな時間を想像しつつ、背負っているボディバッグからカプセルケースを取り出した。
少し迷ってから1つ取り、カプセルを投げると〝ボォーン〝という音と共に煙の中から赤い小型のオープンカーが姿を現した。
丸いライトと屋根の白い幌が可愛らしさを醸し出していて、夏のデートにぴったりな車体を眺めながら、表情をますます緩ませる。
「何処に行こうかな・・・。」
そう呟くと胸が躍り、以前の図書館デートの時よりも、更に彼女との距離を近付けたい!そんな願望を胸にたぎらせていると
「すみません、遅くなってしまって・・・!」
と、声がして振り返ると、いつもの様に申し訳なさそうな顔をした彼女が慌てて外へと出て来た。
夏らしいノースリーブのボーダーのニットに紺色のスカート。
そして、纏めた髪から垂れる遅れ毛が艶っぽく、トランクスはそんなメディカの姿に胸を高鳴らせるのだった。
咄嗟にメディカを食事に誘っていた自分に驚いたが、それよりまさかOKをもらえて、こうしてデートにありつけたことが夢の様で、浮き足立った状態が続いている。
朝から降っていた雨は止み、空は明るくなり始めている。
そんな空の様子が自分の心を映しているかの様で、トランクスは外に出ると思いっきり表情を緩ませた。
(よくやったぞ!俺!!)
と、笑顔を深めながら拳を握る。
1人ニヤニヤしながら、これから訪れるであろう幸せな時間を想像しつつ、背負っているボディバッグからカプセルケースを取り出した。
少し迷ってから1つ取り、カプセルを投げると〝ボォーン〝という音と共に煙の中から赤い小型のオープンカーが姿を現した。
丸いライトと屋根の白い幌が可愛らしさを醸し出していて、夏のデートにぴったりな車体を眺めながら、表情をますます緩ませる。
「何処に行こうかな・・・。」
そう呟くと胸が躍り、以前の図書館デートの時よりも、更に彼女との距離を近付けたい!そんな願望を胸にたぎらせていると
「すみません、遅くなってしまって・・・!」
と、声がして振り返ると、いつもの様に申し訳なさそうな顔をした彼女が慌てて外へと出て来た。
夏らしいノースリーブのボーダーのニットに紺色のスカート。
そして、纏めた髪から垂れる遅れ毛が艶っぽく、トランクスはそんなメディカの姿に胸を高鳴らせるのだった。