カルテ55
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部屋に入ると、ソファにどかりと座りさっきから緩んで仕方ない口元を押さえた。
こんな機会を作ってくれた母に感謝するも、メディカの何の動揺もなく朝食をとる姿を思い出すと虚しくなる。
「切ないな、片想いは・・・。」
自嘲的な笑いを零すも、このチャンスに少しでも彼女に気持ちを伝えることが出来れば・・・。そんな期待を膨らませるトランクスだった。
「2人きりか・・・。」
ぽつりと呟くと急に胸が高鳴りだし、終わってしまった秘密の時間を名残惜しく思って、どんよりとしていた気持ちは一気に散ってしまった。
落ち着かず、部屋の中を動物園の熊の様にウロウロしながら、顔は正直に緩んでいく。
まさか2人きりになれる機会がやって来るとは・・・。
しかし、トランクスの慌てた様な素振りを思い出すと、彼には不都合なのかもしれないとマイナス思考が働きだし、緩んだ表情はすぐに翳りを見せた。
(・・・そうだよね。2人きりって言ってもトランクスさんだってしたい事があるだろうし・・・こんな広い家だから、用がない限り会わないよね・・・。)
1人寂しく苦笑いを浮かべ、期待していた何かを打ち消した。
そして次には
(って言うか、もしかして私って邪魔?!・・・。こんな機会ないだろうし、誰か家に呼びたい人とか・・・うん、そういう女 とかいるかもしれないし・・・。)
そう思考が回りだすと自分はただの邪魔者ではないかと思い、ウロウロしていた足を止めると、次にはまだ降り続く雨の日に、邪魔者はどこへ消えようかと思案を始めるのだった。
こんな機会を作ってくれた母に感謝するも、メディカの何の動揺もなく朝食をとる姿を思い出すと虚しくなる。
「切ないな、片想いは・・・。」
自嘲的な笑いを零すも、このチャンスに少しでも彼女に気持ちを伝えることが出来れば・・・。そんな期待を膨らませるトランクスだった。
「2人きりか・・・。」
ぽつりと呟くと急に胸が高鳴りだし、終わってしまった秘密の時間を名残惜しく思って、どんよりとしていた気持ちは一気に散ってしまった。
落ち着かず、部屋の中を動物園の熊の様にウロウロしながら、顔は正直に緩んでいく。
まさか2人きりになれる機会がやって来るとは・・・。
しかし、トランクスの慌てた様な素振りを思い出すと、彼には不都合なのかもしれないとマイナス思考が働きだし、緩んだ表情はすぐに翳りを見せた。
(・・・そうだよね。2人きりって言ってもトランクスさんだってしたい事があるだろうし・・・こんな広い家だから、用がない限り会わないよね・・・。)
1人寂しく苦笑いを浮かべ、期待していた何かを打ち消した。
そして次には
(って言うか、もしかして私って邪魔?!・・・。こんな機会ないだろうし、誰か家に呼びたい人とか・・・うん、そういう
そう思考が回りだすと自分はただの邪魔者ではないかと思い、ウロウロしていた足を止めると、次にはまだ降り続く雨の日に、邪魔者はどこへ消えようかと思案を始めるのだった。