カルテ54
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「・・・お酒、飲まれて来たんですね。」
「えっ、あ・・・!すみません、もしかしてアルコール臭いですか?今日は控えたつもりなんですけど・・・。」
トランクスの申し訳なさそうな声に
「いえ・・・。どうして控えられたんですか?」
「えっ・・・?」
「綺麗な女の人に注いでもらったお酒って、美味しいんじゃないかなって・・・。あ、一応お仕事の席ですもんね。自重しないとダメですよね。」
「えっ・・・?!えぇっと・・・。」
穏やかな声音ながらも、何か含みを感じるのは気のせいだろうか・・・。そう思い、たじろいでいると冷たい粘着質を〝グッ〝と背中に押し付けられた。
「ハイ、終わりましたよ。服、着て下さいネ。」
そう言う明るい声に
「あ、は、はい・・・。あ、ありがとうございます・・・。」
と、後ろから感じる圧にトランクスは振り向くことが出来ず、シャツを掴むといそいそと袖を通した。
「今日はお疲れだと思うので、早めに休んで下さい。」
救急箱を片付けながら笑顔を向ける彼女の顔がいつも以上に優しいのが、余計に怖く
「そ、そうですね・・・。痛みも無くなったし、今日からはゆっくり眠れそうだなー。あはは・・・。」
引き攣る様に笑いながら、ギスギスし始めた空気に耐えられなくなり、トランクスは椅子に掛けていた上着とネクタイを手に取ると
「あの・・・湿布、ありがとうございました・・・!おかげで、早くよくなりました。え、えーと・・・じゃ、じゃあ、おやすみなさい・・・!」
そう言うとトランクスは、逃げる様にメディカの部屋を後にしたのだった。
「えっ、あ・・・!すみません、もしかしてアルコール臭いですか?今日は控えたつもりなんですけど・・・。」
トランクスの申し訳なさそうな声に
「いえ・・・。どうして控えられたんですか?」
「えっ・・・?」
「綺麗な女の人に注いでもらったお酒って、美味しいんじゃないかなって・・・。あ、一応お仕事の席ですもんね。自重しないとダメですよね。」
「えっ・・・?!えぇっと・・・。」
穏やかな声音ながらも、何か含みを感じるのは気のせいだろうか・・・。そう思い、たじろいでいると冷たい粘着質を〝グッ〝と背中に押し付けられた。
「ハイ、終わりましたよ。服、着て下さいネ。」
そう言う明るい声に
「あ、は、はい・・・。あ、ありがとうございます・・・。」
と、後ろから感じる圧にトランクスは振り向くことが出来ず、シャツを掴むといそいそと袖を通した。
「今日はお疲れだと思うので、早めに休んで下さい。」
救急箱を片付けながら笑顔を向ける彼女の顔がいつも以上に優しいのが、余計に怖く
「そ、そうですね・・・。痛みも無くなったし、今日からはゆっくり眠れそうだなー。あはは・・・。」
引き攣る様に笑いながら、ギスギスし始めた空気に耐えられなくなり、トランクスは椅子に掛けていた上着とネクタイを手に取ると
「あの・・・湿布、ありがとうございました・・・!おかげで、早くよくなりました。え、えーと・・・じゃ、じゃあ、おやすみなさい・・・!」
そう言うとトランクスは、逃げる様にメディカの部屋を後にしたのだった。