カルテ54
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「痛みはどうですか?」
「ええ、おかげ様で引いてきました。」
「よかった。あの、まだ痛む様なら明日はどなたかに湿布貼ってもらって下さいね。私、明日は当直でいないので。」
「え?あ、そ、そうですか・・・。メディカさんに替えてもらえないなら明日はいいかな・・・。」
「・・・どうしてですか?」
指先で新しく貼った湿布を撫でつけながらメディカが不思議そうに尋ねると
「いや、その・・・。母さんかブラに替えてもらって、父さんに知れるとマズイので・・・。」
言いにくそうにも正直に答えるトランクスが可笑しく
「べジータさんに知られたら、マズイんですね。」
と、その背中越しで小さく笑うと
「ええ・・・。あれぐらいで肩を痛めるなんて・・・。母さんとブラにも恥しくて言えないですよ・・・。」
「ふふっ。じゃあ、この事は私たちだけの秘密ですね。」
そうメディカの言った「秘密」と言う言葉で心が落ち着かなくなった。
2人で共有するこの「秘密」というものが何とも甘美なものを連想させ、特別な関係になった様な錯覚を覚える。
好意を持っている彼女と2人きりという静かな夜の部屋で、先日のクリリンの言葉を思い出しながら、胸に秘めているこの気持ちが出掛かるのを
「こ、このことは、誰にも言わないで下さいね・・・。」
と、紛らわすと
「はい、約束します。それじゃあ、よくなるまで私が替えますね。」
「よ、よろしくお願いします・・・!」
そう言って、トランクスは緩みそうになる口元をグッと結ぶのだった。
「ええ、おかげ様で引いてきました。」
「よかった。あの、まだ痛む様なら明日はどなたかに湿布貼ってもらって下さいね。私、明日は当直でいないので。」
「え?あ、そ、そうですか・・・。メディカさんに替えてもらえないなら明日はいいかな・・・。」
「・・・どうしてですか?」
指先で新しく貼った湿布を撫でつけながらメディカが不思議そうに尋ねると
「いや、その・・・。母さんかブラに替えてもらって、父さんに知れるとマズイので・・・。」
言いにくそうにも正直に答えるトランクスが可笑しく
「べジータさんに知られたら、マズイんですね。」
と、その背中越しで小さく笑うと
「ええ・・・。あれぐらいで肩を痛めるなんて・・・。母さんとブラにも恥しくて言えないですよ・・・。」
「ふふっ。じゃあ、この事は私たちだけの秘密ですね。」
そうメディカの言った「秘密」と言う言葉で心が落ち着かなくなった。
2人で共有するこの「秘密」というものが何とも甘美なものを連想させ、特別な関係になった様な錯覚を覚える。
好意を持っている彼女と2人きりという静かな夜の部屋で、先日のクリリンの言葉を思い出しながら、胸に秘めているこの気持ちが出掛かるのを
「こ、このことは、誰にも言わないで下さいね・・・。」
と、紛らわすと
「はい、約束します。それじゃあ、よくなるまで私が替えますね。」
「よ、よろしくお願いします・・・!」
そう言って、トランクスは緩みそうになる口元をグッと結ぶのだった。