カルテ53
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先日入った時は暗がりだったが、今日は照明が点いた明るい部屋に妙にドキドキと胸が高鳴り緊張する。
椅子に座らされ、落ち着かないでいると
「じゃあ、診ますから、Tシャツ脱いでもらっていいですか?」
と言うメディカの言葉に邪な妄想が浮かび「は、はい・・・。」と答える声は上擦りそうになった。
「では、失礼します。」
そう言って、右肩から肩甲骨の辺りまでを温かく柔らかい指先が伝っていく感触に、何とも言えない気持ちになり、顔に熱が集まってくる。
「この辺りですか?」
と、指で押され
「あ、そ、そうです。」
ぎこちなく答える頭の中には、邪な考えがもう目一杯広がっており、平静を装うのに必死になっていると
「これくらいなら、数日で治りそうですね。でも、一応湿布を貼っておきます。」
すぐ後ろから聞こえるその声に
「は、はい。」と、答えながら妙な妄想をしていることに気付かれはしないかと、内心冷や冷やしながら、何とか頭の中の雄的思考を散らそうと話題を探した。
「あ、あの。パーティはどうでしたか?」
救急箱を取り出すメディカを見つめながら口を開くと
「すごく楽しかったです!ドラゴンボールと神龍を見ることも出来ましたし。」
嬉しそうに微笑むその顔に
「よ、よかったです。楽しんでもらえて・・・。今年はメディカさんにも祝ってもらえるって、母さんも嬉しそうにしてましたから。」
「そうなんですか?あんなに素敵なパーティなら、毎年でも参加したいくらいです。」
メディカは救急箱から湿布を取り出しながら、そう微笑むのだった。
椅子に座らされ、落ち着かないでいると
「じゃあ、診ますから、Tシャツ脱いでもらっていいですか?」
と言うメディカの言葉に邪な妄想が浮かび「は、はい・・・。」と答える声は上擦りそうになった。
「では、失礼します。」
そう言って、右肩から肩甲骨の辺りまでを温かく柔らかい指先が伝っていく感触に、何とも言えない気持ちになり、顔に熱が集まってくる。
「この辺りですか?」
と、指で押され
「あ、そ、そうです。」
ぎこちなく答える頭の中には、邪な考えがもう目一杯広がっており、平静を装うのに必死になっていると
「これくらいなら、数日で治りそうですね。でも、一応湿布を貼っておきます。」
すぐ後ろから聞こえるその声に
「は、はい。」と、答えながら妙な妄想をしていることに気付かれはしないかと、内心冷や冷やしながら、何とか頭の中の雄的思考を散らそうと話題を探した。
「あ、あの。パーティはどうでしたか?」
救急箱を取り出すメディカを見つめながら口を開くと
「すごく楽しかったです!ドラゴンボールと神龍を見ることも出来ましたし。」
嬉しそうに微笑むその顔に
「よ、よかったです。楽しんでもらえて・・・。今年はメディカさんにも祝ってもらえるって、母さんも嬉しそうにしてましたから。」
「そうなんですか?あんなに素敵なパーティなら、毎年でも参加したいくらいです。」
メディカは救急箱から湿布を取り出しながら、そう微笑むのだった。