カルテ27
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「あ・・・!おはよう、ブラちゃん・・・。」
振り返ると、怪訝な表情を浮かべたブラが、トートバッグを肩から提げて立っていた。
「おはよう。お姉ちゃんが寝坊するなんて、珍しいわね。」
「ゴメンね・・・。もっと早く起きるつもりでいたんだけど・・・。」
バツの悪い顔を向けると
「気にしないで。お休みの日くらいゆっくり寝てていいんだから。」
その言葉に弱い笑みで返してから
「それより、ブラちゃんはお出掛け?」
と尋ねた。
「うん。お友達の家で、宿題をする約束をしてるの。」
「そっか。夏休みだもんね。」
「この宿題さえなければ、夏休みは最高なのに・・・。」
顔を顰めるブラの意見に、メディカは同調する様に
「ホントだね。」
と、苦笑いを浮かべるのだった。
「じゃ、行って来るわねー。」
そう言って、リビングを出ようとするブラに、メディカは慌てて声を掛けた。
「あっ、ブラちゃん!」
ピタリと止まり「何?」と、振り返るブラに
「あのね、えっと・・・。トランクスさんて、甘い物って好きかな?」
おずおず尋ねると
「お兄ちゃん?好きな方だと思うけど。どうして?」
「えっと・・・。ちょっとね・・・。」
言葉を濁すメディカのその様子に
「お兄ちゃんは、食べ物の好き嫌いはないから何でも食べるわよ。じゃ、行って来るわ!」
と、ブラはニヤリと口角を上げるとミニ丈の青いワンピースを翻し、リビングを出て行った。
その後ろ姿を見送った後、メディカは「よし!」と小さく呟き、心を決めたのだった。
振り返ると、怪訝な表情を浮かべたブラが、トートバッグを肩から提げて立っていた。
「おはよう。お姉ちゃんが寝坊するなんて、珍しいわね。」
「ゴメンね・・・。もっと早く起きるつもりでいたんだけど・・・。」
バツの悪い顔を向けると
「気にしないで。お休みの日くらいゆっくり寝てていいんだから。」
その言葉に弱い笑みで返してから
「それより、ブラちゃんはお出掛け?」
と尋ねた。
「うん。お友達の家で、宿題をする約束をしてるの。」
「そっか。夏休みだもんね。」
「この宿題さえなければ、夏休みは最高なのに・・・。」
顔を顰めるブラの意見に、メディカは同調する様に
「ホントだね。」
と、苦笑いを浮かべるのだった。
「じゃ、行って来るわねー。」
そう言って、リビングを出ようとするブラに、メディカは慌てて声を掛けた。
「あっ、ブラちゃん!」
ピタリと止まり「何?」と、振り返るブラに
「あのね、えっと・・・。トランクスさんて、甘い物って好きかな?」
おずおず尋ねると
「お兄ちゃん?好きな方だと思うけど。どうして?」
「えっと・・・。ちょっとね・・・。」
言葉を濁すメディカのその様子に
「お兄ちゃんは、食べ物の好き嫌いはないから何でも食べるわよ。じゃ、行って来るわ!」
と、ブラはニヤリと口角を上げるとミニ丈の青いワンピースを翻し、リビングを出て行った。
その後ろ姿を見送った後、メディカは「よし!」と小さく呟き、心を決めたのだった。