カルテ46
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そんな妹を引き攣った顔のまま見送り”シュッ”とドアが閉まると、トランクスは息を吐いた。
「あの鋭さは母さん譲りだな・・・。」
そう独りごちると、ボンネットが上がったままの車体に目を向け
「・・・デートに誘えたのは、お前のおかげだろうな。」
そう言ってビーデルから預かったジェットフライヤーを撫でるのだった。
この修理がなければ、自分がこの部屋にいることは無く、彼女がここへ来ることもなかっただろう。
そう思いながらジェットフライヤーの隣りに並ぶシルバーの小型の飛行機へと目を向けると、嫌でも胸が高鳴るのは仕方なく、まさかあれ程簡単にデートの約束を取り付けられるとは思いもせず、昨日から気持ちはずっと浮ついたままだ。
(楽しみにしてます。)
と、微笑むメディカを思い出すと、今までとは俄然ヤル気が違う自分を単純だなと思いつつ、完成した暁には彼女を独占する時間が持てるのだと思うと、口元が緩んで仕方ない。
乗ることよりも、自分の設計や技術で飛ばすことが出来るかを目的に造り始めたこの飛行機は会社の製品としてでなく、趣味で造り始めたものだった。最初は1人乗りだったのだが、後から考え直して2人乗りに設計を変更した自分に拍手を送りたくなる。
大学を卒業する頃に製作に取り掛かったものの、社長に就任してからはなかなか時間が取れず、半年程前に触ったきりになっていたこの飛行機が、こんなチャンスを生み出すことなど思いもせず、トランクスは感慨深い思いでシルバーの機体を見つめるのだった。
「あの鋭さは母さん譲りだな・・・。」
そう独りごちると、ボンネットが上がったままの車体に目を向け
「・・・デートに誘えたのは、お前のおかげだろうな。」
そう言ってビーデルから預かったジェットフライヤーを撫でるのだった。
この修理がなければ、自分がこの部屋にいることは無く、彼女がここへ来ることもなかっただろう。
そう思いながらジェットフライヤーの隣りに並ぶシルバーの小型の飛行機へと目を向けると、嫌でも胸が高鳴るのは仕方なく、まさかあれ程簡単にデートの約束を取り付けられるとは思いもせず、昨日から気持ちはずっと浮ついたままだ。
(楽しみにしてます。)
と、微笑むメディカを思い出すと、今までとは俄然ヤル気が違う自分を単純だなと思いつつ、完成した暁には彼女を独占する時間が持てるのだと思うと、口元が緩んで仕方ない。
乗ることよりも、自分の設計や技術で飛ばすことが出来るかを目的に造り始めたこの飛行機は会社の製品としてでなく、趣味で造り始めたものだった。最初は1人乗りだったのだが、後から考え直して2人乗りに設計を変更した自分に拍手を送りたくなる。
大学を卒業する頃に製作に取り掛かったものの、社長に就任してからはなかなか時間が取れず、半年程前に触ったきりになっていたこの飛行機が、こんなチャンスを生み出すことなど思いもせず、トランクスは感慨深い思いでシルバーの機体を見つめるのだった。