カルテ44
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これは罰ゲームなのだろうか・・・。
そう思いながら、左の手をぎゅっと握って離さない目の前の人物を見つめた。
白とピンクベージュのボーダーのルームウェアを着た彼女はスースーと小さな寝息を立て、両手でしっかりとトランクスの左手を包み込み、ショートパンツから伸びた足をくの字に曲げて眠っている。
しんとした薄暗い部屋の中で聞こえるのは、規則正しい寝息と鼓動の音、そしてたまに鳴る喉の音・・・。
(さて・・・どうしようかな・・・。)
と、トランクスは考えるフリをして、ゲストルームを見回した。
ほんの1ヵ月前までは何でもないゲストルームだった部屋は、ほんのりとメディカの香りが漂い、もうここは彼女の部屋になったのだなとぼんやりと思った。
しかし、よく見ると部屋の中は今までと変わらず、彼女の部屋だと思えるのはデスクに積まれた医学書と広げられたレポート用紙、そして出されたままのキャリーバッグだけっだった。
何となく寂しい気持ちになり、ベッドで眠る彼女へと視線を戻す。
その気になれば彼女の手から自分の左手を抜くことなど容易いのだが、それも勿体無い気がして、この状況に甘んじてかれこれ30分が経とうとしている。
(カワイイな・・・。)
間近で見るその寝顔に頬を染めながら、眠っている彼女をただ見つめることしか出来ず、段々身体が疼いていることを誤魔化しきれなくなり始め、何故こんな事になってしまったのかと思い返す。
そう・・・あの時、あの部屋の前さえ通らなければ、きっとこんなことにはならなかったのに・・・。
そう思いながら、左の手をぎゅっと握って離さない目の前の人物を見つめた。
白とピンクベージュのボーダーのルームウェアを着た彼女はスースーと小さな寝息を立て、両手でしっかりとトランクスの左手を包み込み、ショートパンツから伸びた足をくの字に曲げて眠っている。
しんとした薄暗い部屋の中で聞こえるのは、規則正しい寝息と鼓動の音、そしてたまに鳴る喉の音・・・。
(さて・・・どうしようかな・・・。)
と、トランクスは考えるフリをして、ゲストルームを見回した。
ほんの1ヵ月前までは何でもないゲストルームだった部屋は、ほんのりとメディカの香りが漂い、もうここは彼女の部屋になったのだなとぼんやりと思った。
しかし、よく見ると部屋の中は今までと変わらず、彼女の部屋だと思えるのはデスクに積まれた医学書と広げられたレポート用紙、そして出されたままのキャリーバッグだけっだった。
何となく寂しい気持ちになり、ベッドで眠る彼女へと視線を戻す。
その気になれば彼女の手から自分の左手を抜くことなど容易いのだが、それも勿体無い気がして、この状況に甘んじてかれこれ30分が経とうとしている。
(カワイイな・・・。)
間近で見るその寝顔に頬を染めながら、眠っている彼女をただ見つめることしか出来ず、段々身体が疼いていることを誤魔化しきれなくなり始め、何故こんな事になってしまったのかと思い返す。
そう・・・あの時、あの部屋の前さえ通らなければ、きっとこんなことにはならなかったのに・・・。