カルテ27
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部屋に戻ると、メディカはベッドに座り込み
「はぁぁ・・・。恥ずかしい・・・。」
と、項垂れた。
昨夜、ベッドに入っても涙が溢れてなかなか寝付けず部屋を出た。
そして、ここに来たばかりの頃にブラに連れられ入った中庭に、自然と向かっていた。
高く大きな天窓のある、緑に囲まれた中庭なら気持ちも落ち着くかもしれないと思ったが、そう簡単に気持ちは切り替わらず座り込んでいると、そこにトランクスが現れたのだった。
あんな時間に誰も来ないと思い込んでいたので、トランクスの登場にはかなり驚き、動揺してしまった。
しかし、自分の顔を見たトランクスはそれ以上に驚いた様で、あの慌てた顔を思い出すと、可笑しくて口元が緩んでしまう。
(あぁ、でも本当に恥ずかしい・・・。まさか、トランクスさんに見られるなんて・・・。)
メディカはがっくしと肩を落とした。
人前で泣いたことなどなかった。母の葬儀の時でさえ、人前では泣かなかった。
だが昨夜、初めて人前で泣き顔を晒してしまった。しかもトランクスの前で・・・。
恥ずかしいやら、情けないやら、悔しいやら・・・。とにかく、トランクスと顔を合わせづらい。
ふぅと小さく息を吐く。
そして思い出すのは厳しい顔を向けるトランクスから放たれたあの言葉だった。
あの言葉を思い出すのは今日で何度目だろう。
今日の自分は、あの言葉に救われ励まされている。
いや、今日だけでなく、きっとこれからもそうだろう。
そう思うと、この感謝の気持ちをどうしたら伝えることが出来るだろうかと、メディカは考え始めるのだった。
「はぁぁ・・・。恥ずかしい・・・。」
と、項垂れた。
昨夜、ベッドに入っても涙が溢れてなかなか寝付けず部屋を出た。
そして、ここに来たばかりの頃にブラに連れられ入った中庭に、自然と向かっていた。
高く大きな天窓のある、緑に囲まれた中庭なら気持ちも落ち着くかもしれないと思ったが、そう簡単に気持ちは切り替わらず座り込んでいると、そこにトランクスが現れたのだった。
あんな時間に誰も来ないと思い込んでいたので、トランクスの登場にはかなり驚き、動揺してしまった。
しかし、自分の顔を見たトランクスはそれ以上に驚いた様で、あの慌てた顔を思い出すと、可笑しくて口元が緩んでしまう。
(あぁ、でも本当に恥ずかしい・・・。まさか、トランクスさんに見られるなんて・・・。)
メディカはがっくしと肩を落とした。
人前で泣いたことなどなかった。母の葬儀の時でさえ、人前では泣かなかった。
だが昨夜、初めて人前で泣き顔を晒してしまった。しかもトランクスの前で・・・。
恥ずかしいやら、情けないやら、悔しいやら・・・。とにかく、トランクスと顔を合わせづらい。
ふぅと小さく息を吐く。
そして思い出すのは厳しい顔を向けるトランクスから放たれたあの言葉だった。
あの言葉を思い出すのは今日で何度目だろう。
今日の自分は、あの言葉に救われ励まされている。
いや、今日だけでなく、きっとこれからもそうだろう。
そう思うと、この感謝の気持ちをどうしたら伝えることが出来るだろうかと、メディカは考え始めるのだった。