カルテ1
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車椅子を押しながら、二言三言、ブラに声を掛けたが、頷く程度の反応しか返って来なかった。しかし、ここに着いた頃よりは少しばかり顔に赤みが戻った気がする。
いつも元気で明るく、風邪などもほとんどひいたことがないブラが、こんなに弱っている姿はブルマをとても不安にさせた。
小児科病棟に着くと、ブルマだけが診察室に呼ばれた。
ドラマなどによくある、嫌な展開にブルマは胸がざわついた。
ノックをして、ためらいながら中に入ると、先程の医師に椅子を勧められた。
「腹膜炎ですね」
椅子に座った途端、医師にそう告げられ、ブルマは固まった。
聞いたことはあるが、病気などから縁遠く過ごして来たため、それがどんな病気なのかよく解らない。
呆然としていると、医師は『腹膜炎』の原因や症状を説明し始めた。
ブルマはただ黙って、医師の説明を聞いていた。
そして、ブラの診断となったのだが「即入院」ということだった。
ただ『限局性腹膜炎』というもので、手術の必要はなく、抗生剤などの薬による治療になるそうだ。
そこまで聞いて、ブルマはやっと胸を撫で下ろした。
医師の説明が終わると、ブラを乗せた車椅子を押してベテランといった感じの看護師が診察室に入ってきた。そして、入院の説明が始まった。
入院は2週間程度になる事や、入院時に必要な物等の説明を受けると、まず総合受付で入院手続きをするよう促された。
診察室を出て、エレベーターホールに着くと
「ブラ……入院するのね……」
か細い声が聞こえてきた。
「そうよ。……大丈夫! 2週間なんてすぐよ。とりあえず、手術しなくて済んでよかったわ」
いつも通りの、明るい口調で答えると、到着したエレベータに乗り込み、1階の総合受付へと向かった。
いつも元気で明るく、風邪などもほとんどひいたことがないブラが、こんなに弱っている姿はブルマをとても不安にさせた。
小児科病棟に着くと、ブルマだけが診察室に呼ばれた。
ドラマなどによくある、嫌な展開にブルマは胸がざわついた。
ノックをして、ためらいながら中に入ると、先程の医師に椅子を勧められた。
「腹膜炎ですね」
椅子に座った途端、医師にそう告げられ、ブルマは固まった。
聞いたことはあるが、病気などから縁遠く過ごして来たため、それがどんな病気なのかよく解らない。
呆然としていると、医師は『腹膜炎』の原因や症状を説明し始めた。
ブルマはただ黙って、医師の説明を聞いていた。
そして、ブラの診断となったのだが「即入院」ということだった。
ただ『限局性腹膜炎』というもので、手術の必要はなく、抗生剤などの薬による治療になるそうだ。
そこまで聞いて、ブルマはやっと胸を撫で下ろした。
医師の説明が終わると、ブラを乗せた車椅子を押してベテランといった感じの看護師が診察室に入ってきた。そして、入院の説明が始まった。
入院は2週間程度になる事や、入院時に必要な物等の説明を受けると、まず総合受付で入院手続きをするよう促された。
診察室を出て、エレベーターホールに着くと
「ブラ……入院するのね……」
か細い声が聞こえてきた。
「そうよ。……大丈夫! 2週間なんてすぐよ。とりあえず、手術しなくて済んでよかったわ」
いつも通りの、明るい口調で答えると、到着したエレベータに乗り込み、1階の総合受付へと向かった。